熊谷交通観光
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「花嫁のれん (2010年のテレビドラマ)」の記事における「熊谷交通観光」の解説
熊谷 節子(くまがい せつこ) 演 - 田岡美也子 丈太郎の母。2人の息子を育てながら、夫と小さい会社を従業員800人の大会社・熊谷交通観光に成長させてきた。長男の嫁とうまくいかず、いびっていたのを夫と長男に叱られ、家に居づらくなった為、「かぐらや」に客としてやってくる。丈太郎と瑠璃子の縁談に反対し、瑠璃子に我がままを言いつける。しかし朝食にパンを食べることと貸し切りで風呂に入るという要望を瑠璃子に断られるが、奈緒子が案内した恵の中学時代の同級生が営むパン屋で朝食をとったり、チェックアウトした客や連泊客が外出して不在となったタイミングで風呂に入ることができた。なお貸し切りで風呂に入る要望をしたのは単なる我がままだけでなく、背中にある大きな火傷の跡を人に見られたくなかったためだった。瑠璃子から伝統と格式という「かぐらや」のあり方、奈緒子からは「かぐらや」の心を知り、丈太郎に縁談を進めることを許す。しかし、奈緒子が女将修行を始めたことを知り、瑠璃子を次の女将にしなければ丈太郎との結婚は認めないと志乃に告げる。後に、息子丈太郎が江美子と結婚、嫁姑問題で丈太郎が離婚する。瑠璃子が夫とうまく言っていないことを聞きつけ、再度、丈太郎との再婚を画策してかぐらやにやってくる。 熊谷 丈太郎(くまがい じょうたろう) 演 - 山下徹大 32歳-35歳。大阪の観光会社・熊谷交通観光の常務。社長の次男で、大学卒業後修行のために海外の観光会社で働いていた。品位がなく、何事も金銭に例えようとする。見合いの席で瑠璃子を気に入り、「かぐらや」の老舗旅館としてのおもてなしを商売につなげようと金沢の観光に力を入れ、友の会の会員向けにバスツアーを計画し、何が何でも成功させて瑠璃子を次の女将に押し上げて結婚しようとする。さらに奈緒子が女将修行を始めたことを知り、大女将としての判断という志乃の真意を探ろうとする。バスツアーの客への対応や金原の財布が紛失した件で疑われた知子を信じられず、若女将としての自信を無くしていた瑠璃子をさらに追い詰めるような叱責をし、瑠璃子を送りに「かぐらや」にやってきた良樹に瑠璃子の気持ちを分かろうとしていないと殴られる。止めに入った瑠璃子にも良樹は自分の大切な人だと告げられてショックを受けるが、気持ちに踏ん切りをつけ、縁談を正式に断る。第2シリーズで江美子と結婚したが、後に嫁姑問題がきっかけで離婚していたことが明らかになる。大阪からのツアー添乗員としてかぐらやを訪れた際、帰省していた瑠璃子と再会し、瑠璃子に再び気がある様子を見せる。 熊谷 江美子(くまがい えみこ) 演 -中野若葉(第2シリーズ) 丈太郎の元妻で元ヤンキー。大阪で観光バスのガイドをしていたが、丈太郎との結婚後は熊谷交通観光でバスツアーの添乗員をしている。似た経歴を持つ奈緒子と意気投合する。節子に自分のクリームや丈太郎から初デートの時に贈られて大切にしていたアロマオイルを勝手に使われたり、無断で部屋の壁紙を変えられたことに腹を立て、節子と口論を繰り広げるが、志乃の一計により節子が自分のことを思っていたことを知り、我慢せずに言いたいことを言おうと決めるが、間も無く離婚。
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