瀬川夏希ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:45 UTC 版)
瀬川 夏希(せがわ なつき)は卒業アルバム制作委員会に所属する少女であり、同アルバムに載せる写真を撮るためにいつもカメラを片手に校舎内を駆けずり回っている。スクール編では涼介は夏希の写真撮影を手伝うことになる。七夕祭りに向けて、自然科学部は地元に生息する海棲生物をメインにしたミニ海棲生物館を七夕祭りでやることになる。また、天文部は星座と神話をテーマにパネル展示を行うことになる。夏希はどちらの部活からも写真撮影を依頼される。夏希はまず自然科学部の依頼用に図鑑に載っているような魚の写真を撮る。しかし、その写真に満足出来なかった夏希は撮影をやり直し、魚が生きる姿を捉えた写真を撮ることに成功する。次に夏希は天文部の依頼用として星座の写真を撮るも、露光時間を長くし過ぎたために星は線状に写り、星座の写真として使えないものが出来上がる。涼介と夏希はそらから赤道儀を借りて写真を撮り直し、星座を捉えることに成功する。 七夕祭りの準備の合間に、涼介と夏希は相思相愛であることを確認し二人は付き合い始める。二人はデートとして写真展を訪れる。写真展を見学後、涼介は夏希にも写真大会に出るように勧め、夏希は「七夕祭り写真大会」に出ることを決める。以前から「みんなの願いが叶う写真」を撮ることを目標にしていた夏希は、そらから再び赤道儀を借りて大会用に星空の写真を撮る。七夕祭り当日、夏希が撮った魚と星の写真は好評となる。また、夏希は写真大会で審査員特別賞を受賞する。夏希の写真は「祈りの架け橋」というタイトルで、ベガとアルタイルの間に流れた流星を捉えた写真だった。涼介と夏希は、写真の中の流星を見ながらずっと一緒にいられるようにと祈る。こうしてスクール編は幕を閉じる。 涼介と夏希は学園を卒業後、それぞれ大学の建築科と写真の専門学校に進学する。後に涼介は我妻建築事務所に入り、夏希は師事する写真家の下でアシスタントを務めることになる。涼介と夏希は就職後、結婚式は挙げずに籍を入れる。夏希のアフター編は、涼介が我妻建築事務所に勤め始めて2年目の時点から始まる。涼介は事務所内のコンペで設計案を何度も提出し、徐々に認められていく。夏希は「笑顔」がテーマの写真コンテストに応募する。この頃に汐凪第一学園の同窓会が開催し、涼介と夏希はそれに参加する。同窓会の参加者は式を挙げていない涼介と夏希に対し、サプライズで結婚式を開催する。そして二人が愛を誓ってキスをする姿は、夏希の師匠である写真家によって撮影される。後日、写真コンテストの結果を見ると、夏希の作品は準グランプリに選ばれていた。そして、グランプリには涼介と夏希が結婚式にてキスをする写真が選ばれていた。こうしてアフター編は幕を閉じる。
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