渋澤商曾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/25 23:10 UTC 版)
「潔子爛漫〜きよこらんまん〜」の記事における「渋澤商曾」の解説
渋澤 弥彦 - 合田雅吏 渋澤商店店主、清太郎の父。若い頃に妻に先立たれた。先代は明治維新の際に武器を扱い財を成したため「死神商人」と陰口を言われている。冷酷な性格に見えるが、窮地に追い込まれた潔子を度々救っている。千代の借金を押し付けられた潔子の借金を清算する条件を提案し、潔子と結婚するが「お飾りの妻だ」と言い潔子とは夫婦関係を持たなかったが、ある日、力ずくで潔子を抱く。潔子の懐妊の際は蒼太の子ではないかと一時は疑う。久仁子の嫌がらせには身を呈して潔子を守り大怪我を追う。心臓の病を誰にも秘密にしていたが、病状が悪化し倒れる。潔子と蒼太に病院設立の夢を語った後に死去。 渋澤 たつ - 赤座美代子 弥彦の母。渋澤商会大女将。愛情深く弥彦と店を見守っている。愛情に背を向ける弥彦を心配する。結婚後も華麗な生活習慣を変えない久仁子と放蕩三昧の清太郎が悩みの種。潔子と蒼太には常に親切で優しく接している。清太郎失踪後も実家に戻らぬ久仁子には実の子のような愛情を持って接するようになる。 渋澤 清太郎 - 八神蓮 弥彦の息子、久仁子の夫。幼い頃に亡くした母について弥彦を恨む。家業を殆ど手伝わず遊び歩いている。自分より若い妻を迎えた弥彦に反発する。久仁子とは不仲だが、互いに実家の厄介者という共通点からどこか久仁子を哀れみつつ、夫婦の隙間を埋めようと感じている。自分より年下の継母・潔子に始めは反発するが、心を開く。弥彦が怪我をすると渋澤商会の社長代理となるが、軍艦の商談に失敗し、店を潰しかねない大損をし、姿を消す。7年後に家に戻り、家業に専念し、久仁子とやり直すと誓う。 渋澤 久仁子 - 富永沙織 清太郎の妻。飯嶋子爵の庶子。飯嶋家では庶子のため蔑まされていた。子爵家の縁戚ということで渋澤商会が商売柄優位に立っている事を盾に、結婚後も結婚前のような華麗な生活を続け、渋澤家に馴染もうとしない。商家に嫁いだことをどこか恥じている。継母となった潔子には同情しつつも親切に接していたが、蒼太に心引かれるうちに潔子を妬むように。妊娠した潔子をめがけ、荷物が落ちるよう体当たりする。清太郎の失踪後も渋澤家に残る。不仲に見えたが実は清太郎を愛していた。 須田 - 坂田雅彦 渋澤商会番頭。弥彦を常に支え、店を切り盛りしている。渋澤商会に入った蒼太に仕事を叩き込んだ。後に蒼太が番頭になると大番頭に出世する。 竹本 - 小林博 渋澤商会職員。親の代から渋澤商会で働いており、かほるの父のことも知っている。須田と共に店を支える。 キミ - 村崎真彩 渋澤家の女子衆。久仁子が実家から連れてきた女中。久仁子に夫婦関係を迫る清太郎の夜の相手をするよう久仁子に言い渡されるが、清太郎は手を出さなかった。清太郎の家出にも付き合うが、清太郎が姿を消すと渋澤家に戻る。事実を知ったたつから暇を出されるが、潔子の紹介により「料亭さざれ石」の女中となった。
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