淡山疏水とは? わかりやすく解説

淡山疏水

淡山疏水
御坂サイフォン
淡山疏水
この疏水関連情報
疏水を守る活動
(神出東地区/神戸市/神出東エコ農業活動組織)
淡山疏水
疏水を守る活動
(見谷地区/稲美町/見谷地域資源保全隊)
淡山疏水
淡山疏水 疏水概要
疏水所在
神戸市北区淡河町木津淡河頭首工)から神戸市西区神出町(練部屋分水)までの延長26.3淡河川疏水神戸市北区山田町(取入堰)から淡河川疏水幹線宮の谷池までの延長11山田川疏水からなっている。

所在地域の概要
当地域は瀬戸内海面する印南野台地である。万葉集に「いなみ野」と詠まれ古くから人々生活していた地であり、恵まれない自然条件のもと、先人たちはや丘を切り開きため池等でかんがい用水確保して農耕社会営んできた。明治以降には悲願であった淡河川山田川の両疏水完成により新田開発進んだ。今では疏水恵みを受け、豊かな湛えた大小ため池散在する独特の農村風景作りだしている。

疏水概要・特徴
当時印南野台地畑作中心であったが、米作への転換のため新たな農業水利が必要となり、明治21年淡河村木津現在の神戸市北区淡河町)の淡河川から総延長26.3淡河川疏水工事着手した隧道28カ所(延長5.2)は何れも大工であったなかでも延長682mの芥子山隧道は、土質脆弱崩れやすく、湧水おびただしく一昼夜進行が僅か60というほどの難工事で、完工3年カ月要した明治24年4月難工事極めた芥子隧道完了し、翌25年宿願新田潤した同年7月には当地一帯激し豪雨見舞われ築堤崩壊し隧道陥没するなど壊滅的な被害受けたが、明治27年5月全線復旧完成した
この淡河川疏水成功により開田範囲拡大し難工事予想され見送りとなっていた山田川疏水計画再燃し明治44年には神戸市北区山田川からの疏水工事着手大正4年完成した。両疏水総延長は37.3にも及び、現在2,500haの農地かんがいしている。


くわしい情報
淡山疏水
淡河川疏水
http://www.himeji.kkr.mlit.go.jp/outline/river/
database/kako_scene/133.html
淡山疏水
御坂サイフォン
http://www.himeji.kkr.mlit.go.jp/outline/
river/database/kako_scene/130.html
淡山疏水
小林水路橋
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/1031ke58100.html
淡山疏水
淡山疏水




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