海松とは? わかりやすく解説

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うみ‐まつ【海松】

読み方:うみまつ

海岸生えている

ウミカラマツの別名。

海藻「みる」にあてた「海松」の訓読み

おぼつか今日は子(ね)の日か海人(あま)ならば—をだに引かましものを」〈土佐


みる【海松/水松】

読み方:みる

ミル科の緑藻干潮線から水深30メートル岩上生え、高さ2040センチ。体は丸ひも状で二また分枝繰り返し扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。《 春》「汐満ぬうれしや籠の—/召波

海松色(みるいろ)」に同じ。


海松

読み方:ウミマツ(umimatsu)

ウミカラマツの略


海松

読み方:ミルmiru

海産緑藻


海松

読み方:ミルmiru

ミル科の緑藻ミルガイ

別名 水松


海松

作者大久保康雄

収載図書孤独の海
出版社ゆまに書房
刊行年月2001.9
シリーズ名日本植民地文学精選


海松

読み方:カンショウ(kanshou)

チョウセンマツ別称
マツ科常緑針葉高木

学名 Pinus koraiensis


海松

読み方:ミルmiru), ウミマツ(umimatsu)

ミル科の緑藻

学名 Codium fragile


海松(ウミマツ)

読み方:うみまつ

  1. 水松ミル)をいふ。〔土佐日記おぼつか今日ケフ)は子の日海人アマ)ならば、うみまつをだに引かましものを。
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海松

読み方:ミルmiru

緑色藻類で、色は濃緑色。形は円柱状で、叉状分かれ、房状になる

季節 春、夏

分類 植物


ミル (海藻)

(海松 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 01:52 UTC 版)

ミル
ミル
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: アーケプラスチダ Archaeplastida
植物界 Plantae
亜界 : 緑色植物亜界 Viridiplantae
: 緑藻植物門 Chlorophyta
: アオサ藻綱 Ulvophyceae
: ミル目 Bryopsidales
: ミル科 Codiaceae
: ミル属 Codium
: ミル
C. fragile
学名
Codium fragile
(Suringar) Hariot (1889)
和名
ミル

ミル(海松、Codium fragile)は、海藻緑藻)の一種。世界の熱帯から温帯の海に広く分布し、浅い海中(干潮線より下)の岩礁上などに生育する。

枝の断面は円形で、規則的に二叉分岐して扇状に広がり、高さ40cmほどになる。色は深緑色。表面はビロード状に見え、触るとざらついている。これは紡錘形の細胞状構造(小嚢)が多数あるためである。小嚢は連続しており、全体が一つの多核体をなしている。

利用・文化

現在の日本では食べる習慣はあまりないが、古代には一般的な食用海藻で、租税としても納められた。和歌にも「見る」の掛詞として多数詠まれる。歌われた例として、『万葉集』巻第六「雑歌」946番(敏馬の浦を歌った一首)に見られる他、『土佐日記』「子の日」にも、海松の表記が見られるが、「うみまつ」と読ませている(内容は、子日ゆえ小松がほしいところだが、海上ゆえ無理であり、海女であれば海松でも取れたろうに、といった歌)。『伊勢物語』第八十七では、「海神が海松を髪飾りにした」と記述が見られる。独特の色は「海松色」と呼ばれ、外形を象った「海松模様」も用いられた。

近世の『和漢三才図会』(下 寺島良安 東京美術)では、「水松」と表記して、「うみまつ」と読ませ、「俗にいう海松」と説明している(海唐松)。

韓国では現在でも全羅道を中心にキムチの材料などとしてよく食用にされている。

関連項目

外部リンク


海松(うみまつ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/03 16:19 UTC 版)

うごかし屋」の記事における「海松(うみまつ)」の解説

小説家書いている小説が行き詰まると、住環境変えたがる癖がある。

※この「海松(うみまつ)」の解説は、「うごかし屋」の解説の一部です。
「海松(うみまつ)」を含む「うごかし屋」の記事については、「うごかし屋」の概要を参照ください。

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