洋食みさき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 14:46 UTC 版)
律のアルバイトする洋食店。味も値段も及第以上だが、女性客が律目当てで休みの日には客足が激減してしまう。 洋食屋だがハンバーグを取り扱っていない(第22話)理由は、これはハンバーグが絹江の出奔当日の記憶に直結する料理であるため、店主・三崎が彼女の心情を慮った結果(第30・31話)。 律がアルバイトするようになったのは、全くの偶然で絹江も驚いた。 小川 絹江 演 - 藤田弓子(若年期:赤澤ムック) 接客担当。態度はぶっきらぼうで口も悪いが、根は優しい女丈夫。 恭子・圭介姉弟の実母。恭子が14歳の時、画家になる夢を追いかけるため、夫と子供たちを捨ててイタリアへ出奔した過去を持つ(ただし、「子供たちに詳細を知らせない」という条件付きであるが、夫は承知の上でのことであった(第30話))。大洋の死を知って、12年前に帰国以降、恭子のそばで見守ってあげたい想いから近くにある洋食みさきで住み込み従業員をしている。 それを知る者は三崎と、第22話で本人から告白された真也のみ。律もそうとは知らずに働いていたが、第26話で早川家が一家揃って来店した際、32年ぶりに恭子と再会することとなった。 その後、脳梗塞を発症して倒れたり(第28話)などの紆余曲折も経て、恭子・圭介姉弟と和解、三崎や家族らと共に新たな人生を歩んでいくことを決意する(第31話)。 店で調理こそしていないが料理は得意で、十八番は味噌とめんつゆを隠し味に加えたハンバーグ(第26・32話)。第31話では、このレシピによる「親子バーグ」が、みさきの新たなメニューとして加わった。 三崎 元 演 - 丸岡奨詞 店主・調理担当。通称「マスター」。無口で実直な職人タイプの人物。 絹江とは婚姻関係にはなく、あくまで店主と従業員の間柄(第28・30話)だが、元々密かに絹江を好いていた。奏に背中を押され、第31話の絹江の快気祝いの席上で彼女にプロポーズ、めでたく快諾を得た。ただし、結局その後も籍は入れておらず、法的な関係は現状のまま(第32話)。
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