泉岳寺方面 - 羽田空港間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 22:28 UTC 版)
「京急本線」の記事における「泉岳寺方面 - 羽田空港間」の解説
2010年(平成22年)5月15日まで運行されていた「急行」から列車種別名を変更したものである。 列車種別名を改称した理由は、京急蒲田駅 - 新逗子駅(現:逗子・葉山駅)間においても新たにエアポート急行を設定するにあたり、かつて同区間を運行していた「急行」とは停車駅が異なることから、「急行」と「エアポート急行」は別の種別であることを位置付ける目的があり、既存の羽田空港駅(現:羽田空港第1・第2ターミナル駅) - 京急蒲田駅 - 泉岳寺方面間の急行と合わせて種別名の統一を図ったものである。 2012年10月21日のダイヤ改正から、日中と土休日夜間のエアポート急行については、快特へ格上げされたため、これらの時間は運行されない。 朝ラッシュ時間帯においては、品川方面からの列車が増発されたが、2010年5月15日まで空港線内のみの運用である急行が毎時3本運行されていたが廃止され、同時間帯はすべての列車が本線直通列車となった。 大多数の列車は、泉岳寺駅から先の都営浅草線と京成押上線を介して京成本線成田空港駅、芝山鉄道芝山千代田駅および北総線印旛日本医大駅まで相互直通運転を行っている。このため、北側のエアポート急行は乗り入れ先の車両で運用されていることが多い。 運行パターンとしては例として以下のタイプが存在する。 羽田空港 - 品川駅・泉岳寺駅 羽田空港 - 浅草線押上駅、京成線青砥駅・京成高砂駅、北総線印西牧の原駅・印旛日本医大駅浅草線(北行のみ)ではエアポート快特・普通で、浅草線南行は急行で、京成線では特急・普通で、北総線内は特急・急行・普通で運転する。 羽田空港 - 成田スカイアクセス線経由成田空港浅草線(北行のみ)・京成線・北総線・成田スカイアクセス線内はアクセス特急で、浅草線南行は急行で運転される。 車両は成田スカイアクセス線に乗り入れ可能な京急新1000形、1500形、600形、3000形、3000形50番台、3100形の8両編成が使用される。 羽田空港 - 京成本線経由京成佐倉駅・京成成田駅・成田空港駅・芝山千代田駅(着のみ)浅草線(北行)内はエアポート快特・快速特急・特急・通勤特急・快速、浅草線(南行)内は急行で、京成線内は快速特急・特急・通勤特急・快速で運転されている。全列車京成車で運転される。 羽田空港 - 押上線普通・京成本線快速系統羽田空港 - 京成高砂駅 - 京成佐倉駅・京成成田駅 浅草線(北行のみ)・押上線内は普通で、浅草線(南行のみ)内は急行で、京成本線内は快速で運転される。京成高砂駅で行先・種別の変更を行う。 平日朝北行2本、全日夜間南行1本のみ運転される。 羽田空港行きの列車は、都営浅草線内においては従来通り「急行」と案内されている。原則として後続の横浜方面行きの快特(または特急)には追い抜かれない。 泉岳寺方面行きは京急蒲田駅で横浜方面からの快特からの接続をうける。鮫洲駅で普通列車を追い抜くのは朝夕の一部のみ設定されている。 車両 京浜急行電鉄・東京都交通局・京成電鉄・北総鉄道の各事業者に所属する8両編成で運行される。
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