沿革および建造物とは? わかりやすく解説

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沿革および建造物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 10:25 UTC 版)

アンリ4世校」の記事における「沿革および建造物」の解説

アンリ4世校は、セーヌ川左岸カルチエ・ラタン中心部で、パンテオンサン=テティエンヌデュ=モン教会フランス語版英語版)とムフタール通り近く、かつてのサント=ジュヌヴィエーヴ修道院位置にある。歴史建築文化富んだカルチエ・ラタンには、フランスで最も歴史があり最も権威ある学校、すなわち高等師範学校ソルボンヌコレージュ・ド・フランス、およびリセ・ルイ=ル=グランがある。 修道院506年初め創設された。それは王室後ろ盾受けて繁栄しソルボンヌ不可欠な一部となり、巨大な図書館収容していた。修道院フランス革命中に抵抗する宗教家たちが)鎮圧されて、1796年10月にこの場所がフランスで最初公立学校となった発足以来、このリセ次のように幾度か改名している。エコール・サントラル・ドゥ・パンテオン(École Centrale du Panthéon、1794-1804)→リセ・ナポレオン(Lycée Napoléon、1804-1815)→コレージュ・アンリ・キャトル(Collége Henri IV、1815-1848)→リセ・ナポレオン(Lycée Napoléon、1848-1870)→リセ・コルネイユ(Lycée Corneille、1870-1872)、そして1873年現在の名前で定着した現在のアンリ4世校は旧修道院特徴多く残している。ヨーロッパで3番目に多い本の所蔵19世紀中に近くサントジュヌヴィエーヴ図書館フランス語版英語版)に移管された)があった旧修道院図書館4つ通路構成され、それらが交わる交差点にはキューポラがある。1730年代画家ジャン・レストゥー2世によってフレスコ画彫刻施されキューポラのほかに、18世紀鏡板舗道があるのもこのリセ大きな特徴1つである。同図書館2つ通路は現在リセおよびグランゼコール準備級図書館として使用され、他の2つ通路会議試験のための部屋として使用されている。 もう一つ見所は、かつて驚異の部屋(自然の珍品芸術作品展示するために使用され部屋)として使われていた細長いギャラリーメダル部屋Salle des médailles)である。そこには18世紀遡る贅沢な装飾および彫刻施されバロック様式鏡板と鏡がある。このリセ礼拝堂中世さかのぼり、恐らく当リセで最も有名な外観である修道院およびクロヴィス塔(Clovis tower)も同じく中世のものである。サール・デ・アクト(Salle des Actes)という部屋では、1990年代の修復中に発見された、この修道院修道士象った中世肖像展示している。聖母階段(escalier de la Vierge)と呼ばれる主要階段は、中央部装飾聖母マリア17世紀彫像があり、これもまた目を引く特徴である。

※この「沿革および建造物」の解説は、「アンリ4世校」の解説の一部です。
「沿革および建造物」を含む「アンリ4世校」の記事については、「アンリ4世校」の概要を参照ください。

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