沿革と今後の予定
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「Let's Encrypt」の記事における「沿革と今後の予定」の解説
Let's Encryptプロジェクトは2012年に2人のMozilla従業員Josh AasとEric Rescorlaが電子フロンティア財団のPeter Eckersleyとミシガン大学のJ. Alex Halderman(英語版)とともに始めた。Let's Encryptを提供しているInternet Security Research Groupは2013年5月に設立された。 2014年11月18日 公表 2015年1月28日 ACMEプロトコルが正式な標準化のためにIETFに提出。 2015年4月9日 ISRG と Linux Foundation は共同化の宣言ルート証明書と中間証明書は6月の初めに生成 2015年6月16日 最終的なサービス立ち上げのスケジュールが公表された。併せて2015年7月27日の週のどこかで最初の証明書が発行される予定であり、セキュリティとスケーラビリティの検証のため発行期間が選定的になることが告知された。当初、サービスが一般に利用可能になるのは2015年9月14日の週のどこかの予定であった。IdenTrustによるクロス署名がLet's Encrypt一般サービス開始時に開始される計画となった。 2015年8月7日 サービスの立ち上げスケジュールがシステムのセキュリティと安定性向上のため変更され、最初の証明書の発行予定が2015年9月7日に、サービスが一般に利用可能になるのは2015年11月16日の週となった。 2015年9月14日 Let's Encryptは、ドメイン「helloworld.letsencrypt.org」のために、最初の証明書を発行。同日、ISRGは、Mozilla、マイクロソフト、グーグルとアップルにそのルート・プログラム・アプリケーションを提出。 2015年10月19日 中間証明書に、クロス署名としてIdenTrustを選定したことにより、Letsencryptによって発行されたすべての証明書、すべての主要なブラウザによって信頼されるようになった。 2015年11月12日 Let's Encryptが 最初のパブリックベータ開始日を2015年12月3日と発表 2015年12月3日 Let's encryptがパブリックベータの開始を発表。 2016年3月8日 Let's Encryptは登場から7か月間にして100万通目証明書を発行した。 2016年4月12日 Let's Encryptはベータ期間を終了した。 2016年4月21日 100万通目の証明書発行から44日後、 Let's Encryptは200万通目の証明書を発行した。 2016年6月3日 Let's Encryptは400万通以上の証明書を発行した。 2016年6月22日 Let's Encryptは500万通以上の証明書を発行した。これらのうち380万通は有効期限が切れておらず、失効もしていない。Let's Encryptの有効な証明書は700万以上のユニークなドメインをカバーしており、これは大きなホスティング業者によるサポートによる部分もある。 2016年9月9日 Let's Encryptは1000万通以上の証明書を発行した。 2016年11月27日 Let's Encryptは2000万通以上の証明書を発行した。 2016年12月12日 Let's Encryptは開始から1年間で2400万通以上の証明書を発行したと発表した。 2017年6月28日 1億通目の証明書が発行されたことが発表された。
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