沿革と建築様式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 02:30 UTC 版)
「旧ジャーディン・マセソン商会ビル」の記事における「沿革と建築様式」の解説
ジャーディン・マセソン商会は1832年に中国の広州(沙面島)で創業して以来、極東方面で営業を展開していった。1843年に上海で認可された最初の貿易会社として支店を開き、翌年、外灘27号の土地を入手して、2階建ての植民地建築風のビルを建築した。 1920年から1922年11月にかけて4度目のビルの建て替えを行い、現在のビルを建設した。 建築は1棟7階建てであり、外部はルネサンス風建築であり、花崗岩で覆われている。建物前面中央の3階から5階の部分には円柱が5本あり、6階と5階の間に細かい掘り込みが施されている。設計はスチュワードソン&スペンス(思九生洋行)とされる。 その後、このビルは1949年の中国共産党上海占領後、政府に接収され、1955年からは上海外国貿易局が使用するようになった。 現在は各種店舗が入っており、1階には元禄寿司が入店している。
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