びゅうおとは? わかりやすく解説

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びゅうお

(沼津港大型展望水門びゅうお から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 14:05 UTC 版)

びゅうお
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情報
用途 水門展望施設
高さ 48.8m[1]
竣工 2004年
開館開所 2004年9月26日[1]
所在地 410-0867
静岡県沼津市本字千本1905番地の27
座標 北緯35度4分53秒 東経138度51分16秒 / 北緯35.08139度 東経138.85444度 / 35.08139; 138.85444 (びゅうお
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座標: 北緯35度4分53秒 東経138度51分16秒 / 北緯35.08139度 東経138.85444度 / 35.08139; 138.85444 (びゅうお
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沼津港大型展望水門びゅうお(ぬまづこう おおがたてんぼうすいもん びゅうお)は、東海地震津波を防ぐ目的で沼津港に造られた水門[1]

津波避難施設としての役割も持ち、平常時は展望施設として使用されている。

解説

びゅうおは、沼津港の内港から外港に出るところに設けられ、水門扉は重量406t、幅40m、高さ9.3m[2]で、日本最大級となっている[1]。地震計で250ガル以上、震度5強以上の地震を検知すると自動的に閉まり[3]、約5分で完全閉鎖する[4]

両岸に13人乗りのエレベーターが1基ずつ設置され、展望回廊まで人を運ぶ。外部に非常階段も設置されているが平常時には利用できない。

1996年平成8年)度に調査設計に着手し[4]、9年の歳月と総事業費43億円をかけ[4]2004年(平成16年)9月26日に運用を開始した。

「びゅうお」の名称は、一般からの公募により景色・眺め等を意味する「VIEW」と魚の「うお」から命名された[3]。完成から約1年で14万人が見学に訪れた[4]

展望施設として

地上より約30mの高さに展望回廊の床を設置[2]、両岸の機械室の周囲を展望回廊が囲み、両岸の間は幅4m、長さ約30mの連絡橋で繋いでいる[2]。全ての展望回廊を含めれば360度の展望がある。北から西にかけて、愛鷹山富士山箱根山沼津アルプス。南に達磨山。西に駿河湾と夕日が望める。2025年現在、入場料は1人100円、子供50円。

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b c d 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)89頁。
  2. ^ a b c 大型展望水門「びゅうお」”. 沼津市観光WEB (2011年9月26日). 2011年11月19日閲覧。
  3. ^ a b シェル構造(単段)の水門ゲート設備全体重量 日本一〜沼津港大型展望水門「びゅうお」〜”. 静岡県 (2010年3月26日). 2011年11月19日閲覧。
  4. ^ a b c d パンフレット - 沼津土木事務所、2017年9月閲覧

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