江戸時代から明治・とは? わかりやすく解説

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江戸時代から明治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 06:55 UTC 版)

結婚式」の記事における「江戸時代から明治」の解説

中世には婚席の床飾りから見られ江戸中期の『貞丈雑記』に明文化された。新郎自宅身内の者が集まり高砂の尉と姥掛け軸床の間掛け鶴亀置物飾った島台を置き、その前で盃事をして結婚式をする、いわゆる祝言が行われた。旧暦10月は「神無月であったので、結婚式はこの月を避けて行われた民俗学者柳田國男著の『明治大正史』及び『婚姻の話・定本柳田國男15』によると、少なくとも幕末から明治初期までの庶民による結婚式は、明治以降確定した神前式形式とは異なった式場自宅中心とし、婿が嫁方の実家しばらくの間生活するという「婿入り婚」と呼ばれる形式であったとされるこの際新婚生活の初日に嫁方の家で祝いの席がもうけられることがあったが、夜の五つ(現在で言うところの21時頃)から行われることが多かったという。同じく柳田によると、江戸時代であっても、同じ村内の者同士結婚する場合には祝言が行われないか、あるいは簡素なものであったが、村外の者と結婚する例が増加するに従って形式複雑化し、神前式に近いかたちになっていた、と述べる。また、庶民結婚式場合は、神職吟ずる祝詞より、郷土歌や民謡俗謡を歌うことが多かったとされる祝詞であっても現代神前式のように「祝詞」が奏上されるようになったのは明治以降である。

※この「江戸時代から明治」の解説は、「結婚式」の解説の一部です。
「江戸時代から明治」を含む「結婚式」の記事については、「結婚式」の概要を参照ください。

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