残額・履歴表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 02:55 UTC 版)
PASMOとSuicaのSF残額および利用履歴を、表示・印字することができる。PASMO定期券の区間内での乗降については表示・印字できない。 PASMO加盟事業者の駅の自動券売機やバス営業所などでは、Suicaも含めて直近20件までの履歴を表示・印字できる。一部の鉄道事業者(後述)では直近100件までの履歴印字に対応している。それ以前の利用履歴については、株式会社パスモに対し個人情報開示請求を行うことによって取得することができる。開示請求手数料は1000円(消費税込)。 2010年(平成22年)2月以降は、東京急行電鉄や東京地下鉄の自動券売機で、PASMOに限り100件の履歴を印字することが可能となった(東京地下鉄の一部の駅では100件の表示も可能)。2012年(平成24年)5月18日のインターネット履歴照会サービス(後述)終了時点では、都営地下鉄、小田急電鉄、京王電鉄、西武鉄道、東武鉄道、京成電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、つくばエクスプレスでは、駅窓口に限り100件の履歴印字が可能であった。その後は京王電鉄も自動券売機での100件の履歴印字に対応した。 Suica加盟事業者の駅でも、PASMOの直近20件までの履歴を表示できる。Suicaでは履歴表示は直近20件、履歴印字は直近100件まで可能で、26週間を超えた履歴は印字できない。カードに履歴が残っている間は何度でも再印字ができる。PASMOを再発行した場合は再発行前の履歴は表示・印字できなくなる。 サービス開始当初は、PASMOエリアで印字する場合はSuicaも含めてカード番号がすべて表示されていた。JRのSuicaエリアで印字する場合は個人情報保護のためカード番号の下4桁しか表示されない仕様となっている(チャージや定期券購入などの領収書も同様)。なおその後は、PASMOエリアでもカード番号の下4桁しか表示されない仕様に変更された事業者もある。 印字時の事業者名・駅名の表示については、首都圏ICカード相互利用サービスを参照のこと。電子マネーとしての利用ではすべて「物販」と表示・印字され、店舗名は表示・印字できない。
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