武装石人
主名称: | 武装石人 |
指定番号: | 348 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1976.06.05(昭和51.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 福岡県八女郡広川町石人山古墳所在 |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 古墳 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 短甲を装着した大形な石人である。装着した短甲は、原形を比較的忠実に写している。総体に欠損が多いが、特に顔面と背面は甚だしく、これらは風化による磨損のほか、病を直すため、木槌で打ち敲いたり、打ち欠いて持ち去ると全快するという、この地方の信仰があったためと思われる。朱の残りが部分的に顕著で、当初は朱彩鮮かな厳然とした武装石人であったと考えられる。この石人については、早く矢野一貞が「筑後将士軍談」に記載してあり、丘陵上に設けられた古墳(国指定史跡、石人山古墳)の前に立っていて、その後方に横口式石棺(直弧文がある)が存在している。 |
武装石人
主名称: | 武装石人 |
指定番号: | 349 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1976.06.05(昭和51.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 旧福岡県三池郡高田町石神山古墳所在 |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 古墳 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 円形の胄を被り、短甲を装着した大形な石人である。胄、短甲ともに地板三角板を表した形式である。腰には七段輪状の草摺を表している。朱の残りも顕著で、当初は朱彩鮮かな厳然とした武装石人であったと考えられる。総体的に定規格に表わされて、胄、短甲、草摺は実物を良く模している。明治四十四年、上楠田の石神山と名付けられている丘上を開墾中、大、中、小、三合の舟形石棺が発見された。この武装石人は、一番大きな石棺の上に南面して立っていたといわれている。現在は、八幡社後方の丘陵上に小祠堂を設けて保存され祀られている。 |
重要文化財のほかの用語一覧
考古資料: | 武蔵国日吉矢上古墳出土品 武蔵多喜窪遺跡第一号住居跡出土品 武装石人 武装石人 歯車形碧玉製品 水晶舎利塔 水注形土器 |
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