石人石馬とは? わかりやすく解説

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せきじん‐せきば【石人石馬】

読み方:せきじんせきば

古墳時代中期以降北九州地方中心に用いられた、人・動物などをかたどった副葬品。噴墓の上側面置かれた。石人石獣との関連はなく、埴輪(はにわ)の一種とされる


石人石馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 07:42 UTC 版)

石馬(伝岩戸山古墳出土)
正福寺所有(岩戸山歴史文化交流館保管)
福岡県指定有形文化財

石人石馬(せきじんせきば)は、九州北部の古墳の墳丘に立て並べられた、人物や馬をはじめとする石造彫刻の総称。

概要

5世紀6世紀福岡県大分県熊本県の古墳を中心にみられる。種類は人物(武装石人・裸体石人など)、動物(馬・鶏・猪など)、器財(靫・盾・刀・壷・蓋など)があり、赤や緑で彩色されているものもある。その種類が形象埴輪と種類が共通することから、埴輪を石にうつしたものと考えられている。

主として阿蘇溶結凝灰岩が使われるが、鳥取県石馬谷古墳のものは角閃石安山岩が使われていた。

石人石馬が種類・数ともに最も多いのは八女古墳群岩戸山古墳で、人・動物・器財あわせて100点以上が掘り出されている

石人石馬が出土した古墳

※「重要文化財」は文化財保護法に基づいて指定された物件(「国の重要文化財」)

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参考文献

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