歌詞の日本語版について
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「金正日の歌」の記事における「歌詞の日本語版について」の解説
上記の歌謡のうち著名な曲は「日本語版」も存在する。日本語版では音楽に合わせ日本語で歌えるようになっており若干歌詞も改変されている(翻訳歌詞の常の致し方ない押韻の問題は然る事ながら、字余りをかなり無理に詰込む或いは逆に間延びの傾向が強く目立つ[要出典]。これは当局の公式翻訳としての指導の際、出来る限り「余さず意訳する」方針であった物として伺える)。また北朝鮮独自の言い回しである「錦繍江山」(「クムスガンサン」と読む。山河が錦を刺繍したように美しいという意味)や「三千里」(朝鮮半島南北の縦断距離。なお朝鮮での一里は300mである)などの言い回しは日本風にそれぞれ言い換えられている。 朝鮮の声放送などの日本向け日本語放送の短波放送(一部中波)では、必ず朝鮮語のオリジナルバージョンが放送されるが、日本語版がピアノの伴奏を伴って放送される事もある。 2014年11月現在、放送の確認される唱者奏者は以下3名。山本禎二 - 朝鮮の声放送では日朝音楽芸術交流会所属と案内され、バリトン独唱でオンエアされる。同交流会常任理事。元NHK大阪放送局専属。 遠山洋子 - 放送では日朝音楽芸術交流会所属との案内で女声独唱として頻繁にオンエアされる。日本クラウン所属。演歌歌手。 小笠原美都子 - 放送では日朝音楽芸術交流会名誉会長と案内され、両者日本語歌唱に際しては専らピアノ伴奏を担当する。自らも歌手であり「平壌慕情」「平壌讃歌」等の持ち歌があるが、放送では此等の演奏が披露される事も歌い手として案内される事も無い。元テイチクレコード所属。
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