次元を旅する者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:02 UTC 版)
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の記事における「次元を旅する者」の解説
星史郎(せいしろう) 声 - 東地宏樹 小狼に体術を教えた男。桜都国では、新種の鬼児(おに)を統べる者として登場。冷酷な性格で、回数限定の異世界を渡る能力を侑子から授かっている(対価は自分の右目)。生業は吸血鬼を狩ることで、自分を吸血鬼にした昴流とその双子の神威を捜しているが、何故か空振りばかり。弟とは別々に異世界を旅しているらしい。桜の羽根を一つ持ち、エドニス国では仮想現実である桜都国を羽根の力で現実化した。彼の次元移動は自分が望む、好きな次元へ移動できるそうである。 日本国に現れた際の発言から、過去に『小狼』の父親と会ったことがあるらしい。封真に言わせれば、どうも相手を焦らす悪戯が好き。 初出は『東京BABYLON』の桜塚星史郎(さくらづか せいしろう)。 封真(ふうま) 声 - 岸祐二 東京(砂の国)ではタワーを守るメンバーのリーダーであり、サングラスをかけている。実は星史郎の弟で、侑子とは顔見知りかつ御用聞きでもある問題児。兄と同じく異世界を旅する狩人。狩るのは各世界の貴重なモノ達。それを異世界を渡る対価として侑子に分割払いしながら、黒鋼の義手調達もした。日本国では、星史郎と『小狼』の戦いの様子を見届けた。 初出は『X』の桃生封真(ものう ふうま)。 神威(かむい) 声 - 宮野真守 東京(砂の国)では都庁を守るメンバーのリーダーにして、吸血鬼の双子の一人。3年ほど前に突然都庁に現れて以来、都庁の水を守りつつ、本当は水の中で眠る昴流が目覚めるのを待っていた。吸血鬼の原種であり、その血には飲んだものを吸血鬼にする力がある。瀕死状態のファイを助けるためにその血を与えた。冷静冷着で口数少なく、他人に対しての接し方もあまり好意的ではないが、双子の昴流とはお互い信頼し合っている。あまり感情を見せないし、滅多に穏やかな顔を見せない。力は強いが、封真には一歩劣るところもある。自分達が逃げる相手の星史郎の話題にはとても敏感で、名前を聞いただけで怒りを露わにする程である。昴流を大切に思っている。 『小狼』達が東京を旅立った後、東京を去った。 初出は『X』の司狼神威(しろう かむい)。 昴流(すばる) 声 - 下野紘 神威と双子で、吸血鬼の原種。東京 (砂の国)に来た際、水の中にあるサクラの羽根を守ろうとする力に巻き込まれ、眠り続けていた。小狼たちが東京を訪れた際には、眠りに巻き込まれそうになった桜を助けようとした。眠りから覚めたとき、小狼の覚醒騒動のせいで地下の水がなくなったことに責任を感じ、侑子に大量の水を願い出る。過去に星史郎を助けるために血を与え、それゆえに彼に追われている。穏やかな性格で、言葉遣いも優しく、神威を大切に思っている。 侑子曰く、先天的な吸血鬼は驚異的な治癒能力を持っている。後天的な者(星史郎やファイなど)は人間より少し丈夫で、年を取るのが多少遅くなるだけである。不老不死ではないし、太陽や聖水に影響されない。 『小狼』達が東京を旅立った後、東京を去った。 初出は『東京BABYLON』の皇昴流(すめらぎ すばる)。
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