横浜市消防局本部庁舎※2019年3月から2025年度末頃まで庁舎建替え工事により仮移転中
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「横浜市消防局特別高度救助部隊」の記事における「横浜市消防局本部庁舎※2019年3月から2025年度末頃まで庁舎建替え工事により仮移転中」の解説
機動第一救助隊 大規模災害で必要とされる高度な救助技術を持った隊員で編成される。通常の救助資機材に加えて電磁波人命探査装置や画像探査装置(ボーカメ・ファイバースコープ)、音響探査機などの高度救助資機材を積載し四輪駆動でクレーン・ウインチ・発電照明灯・携帯高圧放水銃などを装備した機動第一救助工作車(救助工作車Ⅲ型)を運用している。 平常時は機動特別高度工作隊・総合指揮隊と共に市内全域の炎上火災事案に出場するほか緊急消防援助隊に登録されており大規模災害時には被災地で捜索・救助活動を行う。 東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災では緊急消防援助隊として宮城県仙台市で捜索・救助活動行った他これまで国内で発生した多数の大規模災害に出場し活動している。 機動第二救助隊 通常の救助資機材に加えてNBC災害や水難救助など特殊災害に対応した資機材を積載したバス型の機動第2救助工作車を運用し水難救助、NBC災害など特殊災害での救助活動にも対応する。 平常時は管内の一般救助事案に出場するほか市内全域のNBC災害や水難救助事案に出場する。東日本大震災では緊急消防援助隊として福島第一原子力発電所事故に出場した。 機動けん引工作隊 36トンという高性能のレッカー装置を装備した機動けん引工作車を運用し交通救助や重量物挟まれ事故などに出動する。また大規模な震災などの際は被災地で活動障害となる障害物の排除活動や道路啓開を行う。 平常時は交通救助事案等に機動第二救助隊と共に出場する。東日本大震災では緊急消防援助隊として宮城県仙台市で活動した。 機動排除作業隊 機動排除作業車(ホイールローダー)により活動に障害になる障害物の排除や道路啓開などを行う。当初は機動震災作業隊という名称だった。 機動特別高度工作隊 大型ブロアーとウォーターカッターを装備した特別高度工作車を使用し煙や可燃性ガスの排煙活動や火花を出す機材が使えない環境下での切断作業などを行う。 平常時は機動第一救助隊・総合指揮隊と共に市内全域の炎上火災事案に出場する。 機動資機材搬送隊 高度救助資機材、高エネルギー事故対応資機材、都市型救助資機材、バルーン型投光器、その他災害状況に応じて積載する資機材などを積載した資機材搬送車によりあらゆる災害状況に対応する。 総合指揮隊 災害現場での消防戦術や活動方針など現場の指揮統制にあたる。 機動震災救助隊 航空自衛隊が保有するC-130型輸送機に積載可能な総務省消防庁から貸与された機動震災救助車(救助工作車Ⅳ型)により大地震が発生した際に緊急消防援助隊として被災地へ派遣される。能見台特別救助隊の運用する震災救助車と二台一組で活動する。
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