楢尾隧道→楢尾トンネルとは? わかりやすく解説

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楢尾隧道→楢尾トンネル(楢ノ尾隧道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 15:59 UTC 版)

新楢尾トンネル」の記事における「楢尾隧道→楢尾トンネル(ノ尾隧道)」の解説

元々は百瀬川灌漑用水利賀村中心部供給するために掘削され水路トンネルであったため、利賀村中心部百瀬川行き来するには標高830 mのノ尾峠の傾斜急な曲がりくねった通行不便な道の通行余儀無くされていた。 1950年昭和25年)より楢尾隧道開設運動展開された。当時としては壮大な計画であったが、1953年昭和28年11月7日農業関連補助事業として着工された。湧水岩盤などに阻まれ落石による死者発生する難工事であったが、1955年昭和30年9月12日1940分に貫通1956年昭和31年)に歩行用のトンネルとして完成した。さらに1962年昭和37年)には、トンネル拡幅工事建議書が、利賀村議会により決議され1966年昭和41年10月着工1970年昭和45年8月16日全長864.1 m、幅員3.75 m(うち片側0.6 mの歩道)、高さ4.35 mのトンネル竣工した自動車通行可能になった(これにより、前述ノ尾峠越えの道は廃道になった)ものの、対面通行出来ない1車線トンネルのため、トンネル内にすれ違いのための退避所を2箇所設けられた。 拡幅後もしばらくは『楢尾隧道』と呼ばれていたが、次第に『楢尾トンネル』の名称が定着していった。 前述の現トンネル開通後、この隧道通行止めになっているが、地下の水路は今も灌漑上水道用に利用されている。また、入り口左手には開拓記念碑建っている。

※この「楢尾隧道→楢尾トンネル(楢ノ尾隧道)」の解説は、「新楢尾トンネル」の解説の一部です。
「楢尾隧道→楢尾トンネル(楢ノ尾隧道)」を含む「新楢尾トンネル」の記事については、「新楢尾トンネル」の概要を参照ください。

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