桜雲記とは? わかりやすく解説

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桜雲記

読み方:オウウンキ(ouunki)

分野 歴史書

年代 江戸前期

作者 著者未詳


桜雲記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 22:30 UTC 版)

桜雲記(おううんき)は、南北朝時代における南朝の盛衰とその後胤(後南朝)を扱った史書軍記江戸時代前期の成立で、作者は書物奉行浅羽成儀と推測されている。書名は、南朝の舞台が吉野であることからして、雲かと見紛うばかりに咲き誇る吉野の桜花の叙景を念頭に置いて付けられたものと考えられる。


  1. ^ 実際は長禄元年(1457年)12月のことである。本書には、この他にも年紀の誤りと思われる記事が散見される。
  2. ^ a b 勢田道生は龍門文庫本について、「江戸初期写」とする通説を否定し、明和6年(1769年)前後に山科頼言(徹紹)が書写したものと推測する。
  3. ^ 黒川文庫の目録には掲載があるものの、実物は関東大震災の際に焼失したらしく、現存が確認されていない。


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