松瀬青々とは? わかりやすく解説

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まつせ‐せいせい【松瀬青々】

読み方:まつせせいせい

[1869〜1937]俳人大阪生まれ本名弥三郎正岡子規門人関西俳壇重きをなした。句集妻木」「鳥の巣」など。


松瀬青々

松瀬青々の俳句

この国に恋の茂兵衛やほととぎす
ふらここや少し汗出る戀衣
夕立は貧しき町を洗ひ去る
女房のふところ恋ひし春の暮
山吹の水を引きたる苗代田
日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり
早乙女は乳まで降りのぬれとほり
暁や北斗を浸す春の潮
桃の花を満面に見る女かな
短夜の浮藻うごかす小蝦かな
苗代に苗木漬クるや吉野人
苗代の水のつゞきや鳰の海
苗代や月かすかなる水の闇
蟻穴を出て地歩くや東大寺
貝寄風や愚な貝もよせてくる
鞦韆にこぼれて見ゆる胸乳かな
 

松瀬青々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 01:53 UTC 版)

松瀬 青々(まつせ せいせい、明治2年4月4日1869年5月15日) - 昭和12年(1937年1月9日)は、日本の俳人。「倦鳥」を創刊・主宰。関西俳壇で高濱虛子主宰の「ホトトギス」と一線を劃す俳人として重きをなした。本名・弥三郎[1]大阪市出身。




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