東京都慰霊堂
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東京都慰霊堂(とうきょうと いれいどう)は東京都墨田区横網の横網町公園内にある慰霊施設。1930年(昭和5年)に関東大震災の身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を祀る震災記念堂(しんさい きねんどう)として創建され、1948年(昭和23年)より東京大空襲の身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を合祀して、1951年(昭和26年)に現在の姿となった。東京都の施設であるが、仏教各宗により祭祀されている。震災と戦災の犠牲者16万3000柱を供養し、また毎年3月10日と9月1日に大法要が営まれる[1]。現在は公益財団法人東京都慰霊協会が管理運営を行っている。
- ^ a b c 史跡文化財めぐり 1984, p. 12.
- ^ “関東大震災 200人超の証言テープ分析へ”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年1月1日). オリジナルの2013年1月4日時点におけるアーカイブ。 2013年1月2日閲覧. "現在の東京・墨田区にあった「被服廠(ひふくしょう)跡」と呼ばれる広場"
- ^ 東京震災記念事業協会清算事務所『被服廠跡 : 東京震災記念事業協会事業報告』1932年。NDLJP:1273030
- ^ a b c d e f 史跡文化財めぐり 1984, p. 11.
- ^ 東京建築 2012, p. 45.
- ^ a b c d e 東京大空襲関連史跡 1995, p. 28.
- ^ a b c “コラム3 被服廠跡-震災記念堂と復興記念館-”. 内閣府. 2022年8月31日閲覧。
- ^ a b 東京の復興 2012, p. 13.
- ^ a b c d “全国の戦災の追悼施設・追悼式”. 総務省. 2021年9月1日閲覧。
- ^ 東京大空襲の記録 2006, p. 9.
- ^ 東京大空襲の記録 2006, p. 9.
- ^ 東京建築 2012, p. 46.
- ^ a b c d e 関東大震災 2005, p. 9.
- ^ 関東大震災 2005, p. 10.
- ^ “東京都選定歴史的建造物一覧”. 東京都. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “東京都慰霊堂 - 慰霊堂の歴史”. 公益財団法人東京都慰霊協会. 2022年8月31日閲覧。
- ^ a b 歴史散歩 2019, p. 128.
- 1 東京都慰霊堂とは
- 2 東京都慰霊堂の概要
- 3 祭礼
- 4 外部リンク
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