木造十二神将立像
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重要文化財。鎌倉・室町時代。像高75.7–96.0センチ。西円堂本尊薬師如来像の台座を囲んで外向きに立つ十二神将像。頭上に十二支の動物の標識を付ける。12躯すべてが同時の作ではなく、作風や制作時期の異なるいくつかのグループに分けられ、古い像は鎌倉時代作だが、一部の像は室町時代に下る。12躯ともヒノキ材で玉眼を用いるが、子神像と亥神像のみが一木造で他10躯は寄木造である。『奈良六大寺大観』は、亥神像は頭部が過大で制作年代が子神像よりやや下がり、巳神・午神・未神像がこれに次ぐとする。同書によれば、丑・寅・卯・辰・申・酉の各像は体勢が堅く、動きの少ない点に共通点があり、応永5年(1398年)に西円堂の修理が行われた際に造られた像かとし、戌神像はさらに時代が下るとする。『国宝法隆寺展図録』は、子神像と亥神像が古く、戌神像の時代が下るとする点は『奈良六大寺大観』と同様だが、子神像と亥神像の用材をヒノキでなくクスノキとする。同図録は、残り9躯のうち午神像と未神像の作が優れているとする。また、寅・卯・辰・巳・申・酉の各像を同一グループと見なし、丑神像はこれらとは別作と見ている
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木造十二神将立像(国宝)
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宮毘羅(くびら)、伐折羅(ばさら)、迷企羅(めきら)、安底羅(あんていら)、頞儞羅(あにら)、珊底羅(さんていら)、因達羅(いんだら)、波夷羅(はいら)、摩虎羅(まこら)、真達羅(しんだら)、招杜羅(しょうとら)、毘羯羅(びから)の12体。像高113.0〜 126.3cm
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木造十二神将立像
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