曹源寺 (横須賀市)とは? わかりやすく解説

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曹源寺 (横須賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/17 01:21 UTC 版)

曹源寺
所在地 神奈川県横須賀市公郷町3-23
位置 北緯35度15分30.6秒 東経139度40分12.1秒 / 北緯35.258500度 東経139.670028度 / 35.258500; 139.670028座標: 北緯35度15分30.6秒 東経139度40分12.1秒 / 北緯35.258500度 東経139.670028度 / 35.258500; 139.670028
山号 東光山[1]
宗派 曹洞宗
本尊 薬師如来
創建年 奈良時代後期あたりと推定。
開基 行基[1]
正式名 東光山曹源寺
文化財 木造十二神将立像
公式サイト 曹源寺
法人番号 4021005007941
曹源寺
曹源寺 (神奈川県)
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曹源寺(そうげんじ)は、神奈川県横須賀市公郷町にある曹洞宗仏教寺院である。山号は東光山で、正式名称は東光山曹源寺。

文化財

  • 「木造十二神将立像 一二鉢」
    • 鎌倉時代初期の慶派仏師の作で薬師如来を守護する十二神将ヒノキ材、東京国立博物館寄託1966年昭和41年)7月19日神奈川県指定重要文化財に指定され、2012年(平成24年)国の重要文化財に指定された。作風は基本的に統一されているが、巳神のみ明らかに大きく丁寧に仕上げられている事から、この像に特別な意味が込められていると考えられる[2]。となると、巳年生まれの有力御家人の関与が想定されるが、北条氏三浦氏に巳年生まれの人物は見当たらない。十二神将が年よりもまず十二時を掌る神として信仰されていた事から、巳刻に生まれた源実朝の出産を助けた守護神としての性格が付与され、十二神将らしからぬ端正な容貌に成人後の実朝があるべき理想的な武将像が重ねられているという説がある[3]

所在地・アクセス

脚注

  1. ^ a b 新編相模国風土記稿 公郷村 曹源寺.
  2. ^ 浅見龍介 「曹源寺蔵 十二神将像」『国華』第1287号、2003年。
  3. ^ 奥健夫 「曹源寺十二神将像小考」『MUSEUM』第668号、2017年6月5日、pp.79-92。

脚注

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