朝鮮の郵便の歴史とは? わかりやすく解説

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朝鮮の郵便の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/10 02:51 UTC 版)

日韓通信業務合同」の記事における「朝鮮の郵便の歴史」の解説

朝鮮において1884年11月18日郵便事業発足し事業を担う中央官庁である郵征総局ko:우정총국)がソウル置かれた。郵便切手日本大日本帝国印刷局大阪民間印刷会社とする書籍もある)に発注され開業することになった郵便創業立役者であったのは「紳士遊覧団」として日本留学経験のあった30歳洪英植であった。 しかし清国内政干渉を嫌う洪英植金玉均朴泳孝らの開化派朝鮮立憲君主国家への転換狙い引き起こしたクーデタいわゆる甲申事変甲申政変)は、12月4日にの郵征総局開庁祝賀式典乗じて事を始めた。このクーデタ袁世凱指揮する清国軍隊による武力介入失敗終わり、郵征総局焼き討ちにあい、責任者であった洪英植クーデタ加担していたことから処刑された。そのため開業した郵便事業短期間閉鎖追い込まれた。発行され切手2種無効になり、印刷されながら発行できなかった他の額面切手とともに格安払下げられた。この時朝鮮実際に扱われ郵便物は僅かであった。なお洪英植現在の韓国では近代朝鮮郵便の父として尊敬されている。 1895年7月になって朝鮮郵便事業再開された。この時発行されたのは太極切手であった。しかし短期間郵便事業行き詰まり1898年にはフランス人クレマンセーが通信事業顧問として招聘された。これは、この時期フランス日本対す三国干渉極東地域への影響力を伸ばそうとしていた。そのためフランス朝鮮近代化関与していた背景がある。1900年には韓国政府通信院を設置し万国郵便連合UPU)にも加盟し国際的郵便網に入った。なお、朝鮮1897年大韓帝国国号改めている。

※この「朝鮮の郵便の歴史」の解説は、「日韓通信業務合同」の解説の一部です。
「朝鮮の郵便の歴史」を含む「日韓通信業務合同」の記事については、「日韓通信業務合同」の概要を参照ください。

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