月曜1部時代
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「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」の記事における「月曜1部時代」の解説
地球防衛軍 かっちょいい曲のコーナー リスナーより珍曲を募集し、その中から二曲を紹介するコーナー。勝ち抜き戦方式で、翌週には勝ち抜いた曲にさらに勝る「かっちょいい曲」を募集するという主旨だった。左とん平「とん平のヘイ・ユウブルース」、杉良太郎「君は人のために死ねるか」、山崎ハコ「呪い」などの楽曲がここで発掘され、のちの再評価へと繋がった。その他紹介された曲には「宇宙猿人ゴリなのだ」「キックの鬼」「なんとなくクリスタル」「戦えジャイアント馬場」等がある。少年時代のDJ OZMAがリスナーとしてハガキを投稿していたことをインタビューで語っている。 新・一週間の歌 世紀末の予兆 アストロ語講座 オッパイメンのコーナー 大槻が習いたてのアコースティックギター片手に作曲した「オッパイマン(メン)の歌」から発展しコーナー化したもの。当初は方向が定まっておらず、リスナーから「私はオッパイマンを○○で目撃した」等の妄想ネタハガキなどが届いたが、後にリスナーがアレンジやリミックスしたオリジナルの「オッパイマンの歌」を送って貰うといった主旨のコーナーへと変貌した。ここで生まれた傑作は「校内放送でオンエアしその様子を番組宛にレポートする」ことを条件に100枚限定でシングルCD化され、リスナーへとプレゼントされた(後に追加で500枚プレゼントされた)。これを演奏したバンドは「劇男一世風靡」から派生したグループ「一世風靡セピア」になぞらえ「筋肉少女帯セピア」の名が与えられたが、あまりの内容のバカバカしさに大槻が途中から恥ずかしくなってしまい、筋肉少女帯の名は剥奪され「セピア」だけにされてしまった。なお、大槻のオリジナル版「オッパイマン」は、のちにディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」からパクったフレーズを編集で差し引いて「対自核自己カヴァー」のボーナストラックに収録された。 DJ甲子園 兄貴テレホン オーケンのええじゃないか 真夜中のアストロ語講座 青春の殺人者 ATG配給で水谷豊主演の日本映画『青春の殺人者』に由来する企画で、ある青年がふとしたことから両親を殺害してしまうという映画のストーリーに因んで、リスナーの青春殺人体験談(もちろん妄想である)を送ってもらうコーナー。ハガキを読み進めるうちに内容が危ない方向に及ぶとなぜか天知茂の歌う『昭和ブルース』(『非情のライセンス』EDテーマ)が流れて遮るというパターンだった。 ビクビクして生きろ ドリカムをぶっつぶせ 当時裏番組としてDREAMS COME TRUE(ドリカム)の中村正人が担当していたTOKYO FMの生番組『スーパーFMマガジン 中村正人のNORU SORU』に宛てつけたコーナー。ドリカムを筋少のライバルと語る大槻が、リスナーからどうやってドリカムをぶっつぶすのか、その方法を募集した。これを聞きつけた『NORU SORU』側も対抗して大槻に関する同様のコーナーを開始。最終的には生放送中にTOKYO FMのスタジオからニッポン放送のスタジオへと電話が入り、二局を挟んで同時間帯に裏番組同士が交流するという、異例の展開へと発展した。そして月曜1部最終回放送の時に中村からの「わが親愛なる大槻ケンヂ様へ」という内容の手紙が紹介され、その手紙は「ドリカムと筋少でライブバトルをやりましょう」と締めくくられていたが、いまだにそのライブは実現していない。 リチャードと遊ぼう 大槻がフランスのピアニストであるリチャード・クレイダーマンと卑猥な行為に及ぶという妄想コント的なコーナー。 人間失格 バンドブームが冷めてきた当時、必死にプッシュしていた筋肉少女帯のシングル「踊るダメ人間」に絡めたコーナー。 バンドださいぜ! 同じくバンドブームが沈静化を見せ始めた頃に始まった自虐的コーナー。タイトルは当時の音楽雑誌『バンドやろうぜ』に因んだ物。 精神電波 番組中に大槻が発信する精神電波をリスナーが受信し、その内容を送ってもらうという内容のコーナー。ただしリアクションがほとんど無く、忘れた頃に一通だけハガキが届いたという結果だった。
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