最終計画とは? わかりやすく解説

最終計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 10:03 UTC 版)

ポンピドゥー・センター」の記事における「最終計画」の解説

こうした経緯から、翌1969年ポンピドゥー大統領近現代芸術拠点設け構想発表したときにはボーブール地区候補地挙げていたが、同地区国立図書館建設予定地であったため、翌1970年あらため美術館を含む総合文化施設国立図書館併設する計画発表し、これにより「図書館利用する千人もの人々が、同時に芸術接することができる」と説明した当初、この総合文化施設には国立近代美術館国立図書館およびパリ装飾芸術美術館フランス語版)のフランソワ・マテイ(フランス語版館長創設した産業創造センター含め予定であったが、ポンピドゥー大統領1971年にこれに音楽創造センター加えると発表し作曲家ピエール・ブーレーズをこのプロジェクト責任者任命した。これが現在の国立音響音楽研究所 (IRCAM) である。なお、当初の計画になかったこの研究所建設するために、サン・メリ教会隣接するサン・メリ小学校ルナール通り移転しなければならなかった。 この計画この後もさらに練り直しが必要であった国立近代美術館文化省国立図書館国家教育省管轄であり、音楽家の間でも国の政策について意見の対立あったからである。併せて、この事業は、1968年五月革命影響受けて、国の文化政策問い直す新たな挑戦であった

※この「最終計画」の解説は、「ポンピドゥー・センター」の解説の一部です。
「最終計画」を含む「ポンピドゥー・センター」の記事については、「ポンピドゥー・センター」の概要を参照ください。

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