時を超越せし者(エターナル・ワンズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 13:48 UTC 版)
「座敷童にできるコト」の記事における「時を超越せし者(エターナル・ワンズ)」の解説
伊邪那岐(いざなぎ) “時を超越せし者”の長にして“時を超越せし者”の中でも最大の自己領域を誇る最強の存在。 神話矯正を始めた張本人で、第二天から第七天を滅ぼしてきた。 三貴子はもともと彼の一部であり、伊邪那岐は三貴子全ての能力を兼ね備えている。ゆえに宮依術"八尺瓊勾玉"や“都牟刈の大刀”のオリジナルを有しており、その戦闘能力は強力無比。 大地を失った第一天を捨て、第二天を侵略して新天地にしようと考え、伊邪那美を含む反対者たちを無視して侵略を実行したため、それを憂いた伊邪那美の自殺を招いてしまう。彼女を復活させようと“黄泉下り”を行って自己領域の中から自らの内に存在する伊邪那美の記憶を元に伊邪那美を再構成しようとするが失敗、その時に生まれたのが三貴子である。 “黄泉下り”による伊邪那美の復活に失敗し、神話矯正による伊邪那美の再誕を目指すこととなる。この物語の全ての元凶。 伊邪那美(いざなみ) “時を超越せし者”全ての母、すなわち“時を超越せし者”を生みだすことの出来る唯一の存在にして、伊邪那岐の最愛の存在。 生きとし生けるもの全てを慈しんでいたため、大地を失った第一天を捨て、第二天を侵略して新天地にしようとする伊邪那岐に反対していたが、伊邪那岐がそれを無視して第二天を侵略したため神殺しの火を持つ火之迦具土を生み出して自殺する。 本編中、回想も含めて一度も出てくることはないが、彼女を復活させることこそが神話矯正の目的であり、ある意味で全ての始まりとなる存在。 天照大御神(あまてらすおおみかみ) “時を超越せし者”の長である伊邪那岐の娘にして、三貴子の長姉。未麟のオリジナル。 娘と言っても三貴子はもともと伊邪那岐の一部であり、正確には伊邪那岐の中の伊邪那美の記憶の寄せ集めであるため“時を超越せし者”でも異端の存在。 宮依術"八尺瓊勾玉"や神剣“都牟刈の大刀”などを伊邪那岐から継承したが、神話矯正に疑問を覚え反逆"天岩戸"を開いた罪で消滅させられる。 彼女の開いた"天岩戸"からはモドキたちが出現し、天照自身が消滅したのちもその残影はモドキたちを率いていた。 反逆者にもかかわらず、傍系とはいえ複写体を残すことを許される。しかし複写体は貴力を読む力を封じられ、能力も大きく制限されることとなる。 未麟とは似ても似つかない、丁寧な物腰と落ち着いた性格をしている。 月読(つくよみ) “時を超越せし者”の長である伊邪那岐の息子にして、三貴子の末弟。早秀のオリジナル。 2人の姉と同様三貴子という異端の生まれ。天照を『上の姉さま』、須佐之男を『下の姉さま』と呼んでいる。 父親に逆らえない気弱な性格で、三貴子の中では唯一伊邪那岐に反逆せず、直系複写体を残すことを許された。 自ら早秀を「自分の複写体とは思えない」と評するほど性格は似ていない。 須佐之男(すさのお) “時を超越せし者”の長である伊邪那岐の娘にして、三貴子の次姉。鞘月のオリジナル。 2人の姉弟と同じく三貴子という異端の生まれで、天照のことは『上の姉さま』と呼ぶ。 女性だが男のような勇ましい風体をしており、服はところどころが破れたままになっている。 天照の後に伊邪那岐に反逆し、消滅させられる。 彼女もまた反逆者ながら複写体を残すことを許されるが、複写体は貴力を読む力を封じられた。
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世界の最上部、第一天に住んでいた生物。定形を持たず、時と場所を自在に行き来できる。かつては繁栄を極めていたが、伊邪那岐が第二天を侵略したため、彼らを生み出す唯一の存在、伊邪那美が悲しみ自殺してしまい、ゆっくりと衰退の一途をたどることとなる。
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