旧「楽遊」の概要・特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:03 UTC 版)
2007年12月創刊。隔月刊 で、偶数月第3金曜日の発行としていた。発行元は株式会社アドサプライズ。発行部数は10万部(2014年10月)。設置場所は首都圏(主に東京都・神奈川県)のアミューズメント施設やコンビニエンスストア等のほか、京急線のほぼ全駅と相鉄線の20駅にも設置されていた。 日本フリーペーパー大賞2013(一般社団法人日本フリーペーパー振興協会)において、投票期間後半からのエントリーであったにもかかわらず、読者投票部門で121誌中第6位に入賞、翌年衣替えした日本タウン誌・フリーペーパー大賞2014(一般社団法人日本地域情報振興協会)においても、読者投票部門で258誌中第2位(3,333票)となり、表彰を受けた。 掲載情報は、カラオケボックス、マンガ喫茶、パチンコホール、ボウリング場、スパ等のアミューズメント施設や、居酒屋、ラーメン店、レストラン等の飲食店のほか、映画・演劇・音楽・アイドル、パチンコ新台・ゲーム新機種の情報等幅広く扱っていた。また、短編マンガ(藤波俊彦)やコラム(アントキの猪木)等も掲載していた。 2012年頃よりアイドル情報を拡充していたが、2013年2月に自らアイドルユニット「楽遊アイドル編集部FINDS」(詳細は後述)のプロデュースに乗り出し、同年の通巻31号より FINDSを企画・取材・編集に起用した誌面づくりを始めた。かつては「楽遊イメージガール」を起用した取材レポートを行ったり、SIRが誌面を飾っていた時期もあったが、FINDS結成により、これらの役割は発展的にFINDSに移行した。同年の通巻33号では TOKYO IDOL FESTIVAL 2013 の参加ユニットを紹介する特集記事を6ページにわたって組み、通巻34号ではFINDSによる同フェスティバルの取材リポートを見開きで掲載するなど、力の入った編集をしている。また、表紙・巻頭インタビューにもアイドルユニットを取り上げることが次第に増えていった。 隔月刊であったが、2015年の通巻43号から隔月刊の発行が行われず発行間隔が開くようになった。時期を同じくしてFINDSも2015年前半にメンバーチェンジが行われたが、同年11月に全員卒業という形で事実上解散した。福島ゆかのみがFINDS卒業後も編集部に残り編集に携わったが、結局2016年4月28日発行の通巻47号を最後に廃刊となった。
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