日本統治終了から朝鮮戦争までとは? わかりやすく解説

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日本統治終了から朝鮮戦争まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 09:35 UTC 版)

朝鮮民主主義人民共和国の経済史」の記事における「日本統治終了から朝鮮戦争まで」の解説

1945年9月2日日本の降伏第二次世界大戦終了した後、日本の統治にあった朝鮮北緯38度線を境(38度線)として、南側南朝鮮)はアメリカ合衆国北側北朝鮮)はソ連占領行政下に入ったソ連統治下の北朝鮮権力固めていったのは、ソ連から帰国した金日成中心とする抗日パルチザン出身グループ(後の満州派甲山派であった1946年2月北朝鮮臨時人民委員会発足すると、金日成らはソ連支援を受けつつ北朝鮮社会社会主義化政策押し進めた。まず最初に行われたのが土地改革であった1946年3月人民委員会これまで地主日本人宗教団体など所有していた土地無償没収し貧農小作人再分配した。この土地改革はわずか20日あまりという短期間遂行されたため、地主らが抵抗を行う時間的余裕がなく、また多く地主社会主義体制嫌ってアメリカ占領下南朝鮮逃れていったため、改革対す抵抗比較少なかった1946年8月には人民委員会重要産業国有化法令公布し鉱山鉄道大規模な商業施設などこれまで主に日本人所有していた主要な産業施設無償没収し国有化したこのように北朝鮮では中央の指令に基づき経済運営を行う、指令計画経済である社会主義化急ピッチで進められた。 1947年1948年人民委員会単年度経済計画施行し経済再建進めた農業、鉱業工業とも生産高順調な伸び見せたため、朝鮮民主主義人民共和国成立後1949年からは2カ年計画スタートさせ、ソ連技術援助借款受けて更なる産業全般発展を図ることになった。しかし1950年6月朝鮮戦争祖国解放戦争勃発により、2カ年計画中断されることになった

※この「日本統治終了から朝鮮戦争まで」の解説は、「朝鮮民主主義人民共和国の経済史」の解説の一部です。
「日本統治終了から朝鮮戦争まで」を含む「朝鮮民主主義人民共和国の経済史」の記事については、「朝鮮民主主義人民共和国の経済史」の概要を参照ください。

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