日本国内での広告活動
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1981年の「マイアラーム」発売当時は作曲家の黛敏郎をTVCMに起用していた。1990年から読売ジャイアンツの元プロ野球選手で元同球団一軍監督、現同終身名誉監督の長嶋茂雄を起用したTVCMをスタート。「セコムしてますか?」のフレーズで一躍有名に。もともとは旧社名時代に現役時代の長嶋を起用しており、再度改めての出演となった。長嶋が巨人の監督を務めていた時にもCM出演を続け、1994年から東京ドームに長嶋の写真を大きく用いたビッグボード(パネル広告)が掲げられており、長嶋が巨人の監督を勇退した2001年以降も使われている。なおこのビッグボードにホームランボールを当てるとセコムから賞金100万円が贈呈され(プロ野球公式戦のみ)、2012年までに11人の選手により14本のホームランが当てられている。 2004年、長嶋茂雄が脳梗塞で倒れたため、2代目CMキャラクターとしてSMAP(当時)の木村拓哉を起用し、CM内で長嶋茂雄と共演した。 2007年5月21日から流し始めたテレビCMに対して、視聴者から抗議が相次ぎ、6月1日から一旦打ち切ることになった。 内容は、歩行者(を装って侵入先の下見をする犯罪者)や、電柱に登って作業中の電気工事作業者(を装って侵入先の下見、電線等に何らかの加工を施そうとする犯罪者)が猛獣(犯罪者の正体のイメージ)に変身し、最後に、「野獣[要曖昧さ回避]はふだん、人の姿をしている」というテロップが表示されるというものであった。 これについて、「電気工事作業者が全て犯罪者であるかのような侮辱する内容だ」や「動物を悪として描いている」などの抗議があった。 2010年10月からは長嶋へのインタビュー企画「月刊 長嶋茂雄」がスタート。2013年には10年ぶりに長嶋を起用し過去のCMからの抜粋と新撮映像によって構成されたCMが放映されている。
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