日本でのシンポジウム
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「エマニュエル・トッド」の記事における「日本でのシンポジウム」の解説
2000年、藤原書店の招きで来日し、討論会を行った。この席で、社会に慣性がある以上、日本が数十年の間にアングロサクソン的なウルトラリベラルな社会に変容するとは考えられないと述べ、それへの反応について警告している。 今日のドイツ、日本、スウェーデンは、それぞれ非常に豊かな国であり、高齢者が多く、大変成熟した社会です。ナチ党の党員と幹部を生み出し、日本の軍国主義を支えた若くて興奮しやすい人々に満ちた社会ではもはやありません。[…] しかしながら、一〇年、二〇年、三〇年という長期的なタームで見たとき、ドイツや日本のような社会において個人の安全を脅かすリベラリズム的な状況が続いたならば、極めて右傾化した不愉快な反応が生み出されてもおかしくないのです。 2009年10月15日に、国際シンポジウム「『帝国以後』の世界 世界経済危機と『デモクラシー以後』」が青山学院大学総合研究所ビル(渋谷区)で開かれ、そこで講演を行った。世界経済危機の根源や民主主義の衰退の懸念などについて討論が行われた。 2011年9月上旬に来日し、東京と京都でシンポジウムおよび講演を行った。 2013年12月に来日し、国際シンポジウム「グローバル資本主義を超えて」で講演した。 2016年1月に来日し、慶應義塾大学で講演した。
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