施設・建築
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前橋市大手町2-3-1に位置する。鉄骨構造(S造)・一部鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)の地上11階、地下1階、塔屋1階建ての建物で、2015年(平成27年)5月に竣工した。敷地面積5,472平方メートル、建築面積1,921平方メートル、延床面積は1万6,543平方メートルである。設計は安井建築設計事務所、施工は五洋建設が担当。BIMで効率化と品質向上を図った。低層部のデザインはレンガブロックの「透かし積み」を採用。至近の群馬会館や群馬県庁昭和庁舎といった歴史的なレンガ建築物との調和を目指したものである。太陽光を適度に遮るとともに、夏はこれに水を流し、その気化熱で周辺の気温をセ氏3度程度低下させるという。基礎部の敷砂利には大同特殊鋼渋川工場(渋川市)由来の鉄鋼スラグが使用されているが、環境基準には適合している(大同特殊鋼#不祥事も参照)。 先代の前橋地方合同庁舎(延床面積4,787平方メートル)は道路を挟んで向かいにあり、群馬行政評価事務所、前橋防衛事務所、前橋地方法務局、前橋財務事務所、東京税関前橋出張所が入所していた。旧合同庁舎は1969年(昭和44年)の建築であり、老朽化や耐震性能不足といった問題が指摘されたことから、前橋市側との土地交換により、現在の場所へと移転新築したものである。2009年(平成21年)度から2015年度にかけて整備され、事業費は約54億6,000万円。庁舎周辺は群馬県庁舎を始め、前橋市役所や前橋地方裁判所、前橋法務総合庁舎といった官庁施設が密集しており、それまで市内各地に散在していた諸々の行政施設を1か所に集約することで、各庁舎が抱えていた老朽化等の問題を解消するとともに、利便性の向上へと結びつけた。旧合同庁舎は解体され、駐車場として整備されている。 Clip 建設中(中央、2013年撮影)
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新町の付く駅名は新町駅 (曖昧さ回避)を参照。 新町通 - 京都府京都市の南北の通り。 新町橋 - 徳島県徳島市の橋。
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