新技術の開発:1952年(昭和27年) - 1963年(昭和38年)
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1953年(昭和28年) : 京阪電気鉄道や帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)で、カルダン駆動方式の電車が導入される。以後電車においては、線路への負担が少ないなどの理由でそれまでの吊り掛け駆動方式から同方式へ駆動方式が改められることになる。国鉄においては、1957年(昭和32年)登場の101系電車が初となった。 1955年(昭和30年)8月10日 : 仙山線陸前落合駅 - 熊ヶ根駅で、日本初の交流電化試験が実施される。長距離を電化する場合は直流に比べて電化コストが安いなどの理由により、後に全国へ広まることになった。 1956年(昭和31年)11月19日 : 東海道本線が全線電化される。それまでは蒸気機関車が主役の時代であったが、徐々に鉄道の電化が進められるようになった。また、この頃から次第に非電化区間でも蒸気機関車に代わってディーゼル機関車・気動車が使用されるようになった。 1957年(昭和32年)12月17日 : 日本初のモノレール(懸垂式)として、上野懸垂線開業。 1958年(昭和33年)11月1日 : 東京駅 - 大阪駅間で電車特急「こだま」が運転開始。電車による初の長距離特急列車であり、新幹線にも影響を与えた。 1960年(昭和35年)1月18日 : 国鉄が指定券予約コンピュータシステム「マルス」を運用開始。 12月10日 : 上野駅 - 青森駅間で、気動車初の特急「はつかり」が運転開始。 1962年(昭和37年)3月21日 : 跨座式のモノレールとしては日本初の名鉄モンキーパークモノレール線開業。
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