教科書検定をめぐる各社の報道とは? わかりやすく解説

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教科書検定をめぐる各社の報道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 22:45 UTC 版)

第一次教科書問題」の記事における「教科書検定をめぐる各社の報道」の解説

1982年昭和57年6月26日大手新聞各紙および各テレビ局は、「文部省現在の文部科学省)が、教科書検定において、高等学校用の日本史教科書記述を(中国華北対する)“侵略”から“進出”へと改めさせた」と一斉に報じた。『朝日新聞』は「教科書さらに『戦前復権へ・『侵略表現薄める・古代の天皇にも敬語」、『毎日新聞』は「教科書統制一段と強化過去日本正当化・“自衛隊合憲”の記述定着」、『読売新聞』は「自衛隊成立根拠明記明治憲法長所記述中国侵略』でなく『進出』」といった見出し並んだ同日付の『東亜日報』では「日本教科書検定強化古代の天皇敬語侵略の用語を抑制」と二段簡単に報道しただけであった。約二週間後の7月8日社説でも取り上げられたが、この時点ではさほど大きな問題になってはいなかった 7月23日小川平二文部大臣日教組委員長に「外交問題といっても、内政問題である」と発言したことと、松野幸泰国土庁長官小川文大臣に「日韓併合でも、韓国日本侵略したことになっているようだが、韓国当時国内情勢などもあり、どちらが正しかわからない」と語ったことが報道された。これらの発言中国韓国取り上げられ批判報道繰り広げられることになった韓国ではこの発言契機教科書検定大々的報道されるようになったと言われている。こうした批判報道受けて日本 のメディアも「歴史認識問題」として歴史教科書問題認識するようになった。 約一ヵ月中国政府から公式な抗議があり、8月1日には、小川平二文相訪中拒否一方的に通告また、韓国マスコミ反発した

※この「教科書検定をめぐる各社の報道」の解説は、「第一次教科書問題」の解説の一部です。
「教科書検定をめぐる各社の報道」を含む「第一次教科書問題」の記事については、「第一次教科書問題」の概要を参照ください。

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