教会と家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 20:41 UTC 版)
実家が教会だったことは、礼拝堂を中心とした生活の場、音楽の場として、陣内大蔵の人格形成に大きく寄与している。幼少時から聖歌隊で歌唱力を活かし、礼拝堂にあったアップライトピアノ、中学生まで習っていたヴァイオリンで楽器に親しむことになった。当時のことは、角川書店発行の『月刊カドカワ』に連載したエッセイ「教会の裏窓から」に詳しく紹介している。 コンサートでの自己紹介では、『親父が厚生省が出来た年に生まれたので、厚生って書いて「あつお」。親父はずっと考えていたんでしょうね、僕、長男が大蔵省の大蔵で「たいぞう」、次男が文部省の文部で「あやべ」、三男が自治省の自治で「おさむ」、長女が生まれた時に「さすがに女の子に大臣の名前は…」ということになって普通に聖書から名前取ってつけたんですけどね、最後にオチを付けたかったんでしょうね、飼っていた犬の名前が総理。犬が一番偉い(笑)』とデビュー時から続けている。この実話は2000年頃の「中央省庁再編を期に使えなくなる」と冗談めかしていた。派生した話題として、「親父は心に大きな蔵を持てというつもりで命名したんだ、とか言ってますが」、「母親は普通の名前です」、「(名前のインパクトのおかげで)バイトの面接は落ちたことがない」がある。なお次男の文部は博報堂を経て株式会社オサマジョール代表取締役社長、三男の自治は徳島県で耳鼻咽喉科の医師をしている。 アップライトピアノは「出っ張っていて弾きやすい」という単純な理由で黒鍵を多用した我流演奏が始まり、やがて作曲時の黒鍵多用の変なキーに繋がっていく。 デビュー前後のインタビューでは、「歌って踊れる牧師になりたい」とよく語っていた。 既婚者であり子供も居る。
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