支流・水源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 14:35 UTC 版)
かつては穏田川・宇田川の源頭両河川をはじめ多数の支流を持っていたが、現在ではそのほとんどが下水道幹線として暗渠化され、大雨の降ったとき以外は渋谷川には流入しなくなっており、これを補う「清流復活事業」として下水を高度処理した再生水を落合水再生センターから供給している。再生水は従来新並木橋付近から放流していたが、渋谷ストリーム開業以降は同施設付近、すなわち開渠部開始地点付近へ移動し、「壁泉」と呼ばれる形で供給している。 以下は支流の一覧。上記両河川も含め下流より記載する。 入間川(いりあいかわ) - 厳密には支流ではなく、旧川筋。江戸時代に現在の流路が開削されて付け替えられた。 桜川 - 愛宕警察署付近、芝公園4~5号地、芝大神宮横、大門前を流れ将監橋に古川に合流していた小河川。 赤羽川 玉名川 - 白金台二丁目にあった「玉名の池」が水源。明治学院大学と八芳園のあいだを北上し、高松中学校、松秀寺のわきを通って新古川橋にて合流する。 三田用水白金分水 - 現在の目黒の日の丸自動車学校の南南東の品川区上大崎2丁目21付近から狸橋付近に向けて流れていた水路。 笄川 - 南青山一丁目-六丁目付近からの流れ。 いもり川 - 青山学院大学敷地東側にあった湧水池が水源。鶴沢から羽根沢と呼ばれる谷を南下して臨川小学校の西側で合流する。 宇田川 - 代々幡斎場付近(狼谷)からの流れ。初台川 - 初台の玉川上水付近からの流れ。 上原川 - 上原三丁目付近からの流れ。 富ヶ谷川 - 三田用水および松濤公園の池からの流れ。 神泉谷・松濤池からの支流 河骨川 - 代々木四丁目付近からの流れ。現在は下水道に転用。一説には文部省唱歌「春の小川」のモチーフであるとされる。河骨川が流入する宇田川、宇田川が流入する渋谷川がモチーフとして紹介されることもある。 穏田川 - 玉川上水および新宿御苑一帯からの本流。渋谷川の上流部とする場合も多い。原宿川(原宿村分水) - 文化女子大付近の玉川上水と、南新宿付近および明治神宮北池からの流れ。
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