揮毫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:41 UTC 版)
中央省庁再編で大蔵省が財務省と名称変更されることになると、当時蔵相だった宮澤は「コンピュータの楷書体の文字の中からいろいろと注文をつけながら」(当時の武藤敏郎事務次官の談)書体を選定した。それまで門前にかかっていた「大蔵省」の銘板は、新憲法下で初の蔵相を務め宮澤の師でもあった池田勇人の筆によるものだった。宮澤が選定した銘板は、その後2016年(平成28年)に財務大臣の麻生太郎が自ら揮毫するまで掲げられた。 ある時、達筆で知られる宮澤が「政界で一番書く字が上手なのは岸(信介)さんでしょう」と述べると、政治部の記者が「田中(角栄)氏や福田(赳夫)氏や大平(正芳)氏の書く字はどう思われますか」と質問した。すると宮澤は小首をかしげて「あなたは、あれが字だと仰るんですか?」と切り返したというエピソードがある。
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揮毫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 12:47 UTC 版)
『志懐霜雪』 高橋是清による揮毫、本校校長室に飾ってある。読み方は(こころざしそうせつをいだく)、意味は「志は高潔であり、あたかも霜雪を持っているかのようだ」(孔融・後漢末期) 『行之貴日新』 後藤新平による揮毫、本校校長室に飾ってある。 千里始足下高山起微塵吾道亦如此行之貴日新白居易続座右銘 の一部で、読み方は「千里も足下より始まる 高山も微塵より起こる 吾が道もまたかくのごとし これを行いて日々に新たならんことを貴ぶ」、意味は「千里の道も一歩から、何事も新しい気持ちで取り組むことが大切である」(老子) 『不撓不屈 』 中40回卒業生伊藤宗一郎による揮毫、本校正面玄関に飾ってある。読み方は(ふとうふくつ)、意味は「強い意志を持って、どんな困難にもくじけないさま」(漢書叙伝)
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