拉致関係者・政権交代をめざす市民の会への献金とは? わかりやすく解説

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拉致関係者・政権交代をめざす市民の会への献金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 18:10 UTC 版)

菅直人」の記事における「拉致関係者・政権交代をめざす市民の会への献金」の解説

資金管理団体草志会」は2007年から2009年に計6250万円政治献金を行うなど神奈川県内の「政権交代をめざす市民の会」という北朝鮮日本人拉致事件容疑者親族政治団体献金していた。この「政権交代をめざす市民の会」の母体は「市民の党」という政治団体であり、代表の酒井初当選した選挙手伝い民主党議員100人の選挙応援行った間柄で、酒井も「とは30年ぐらい前からの付き合い」だとしている。しかし、2011年7月に「市民の党」に石岡亨松木薫欧州から北朝鮮拉致した結婚目的誘拐容疑国際手配受けている森順子長男森大志所属していたことが発覚。これを受け平沼赳夫会長務め超党派の「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」がこの献金問題解明する調査特別委員会設置することを決め調査には東祥三拉致担当副大臣拉致被害者支援団体協力する明言した2011年参院予算委員会参考人として出席した家族会事務局長増元照明から「菅首相は辛元死刑囚嘆願書への署名について、うかつだった説明され、われわれ家族会了承していたが、これで2度目だ。先ほどから分からない知らなかったなどと答弁されていたが、国民の前で献金意図明確にしてほしい」と訴えられ自民党山谷えり子からも「わけの分からない団体に2億円も出すのか?」などと厳しく追及された。これを受けては「そういうこと(=拉致事件との関係)があるなら、(問題団体との)お付き合い控えたい」「そういうことがあるなら、大変申し訳なく思う」と陳謝した。市民団体がこの件に関して政治資金収支報告書虚偽記載をしたとして資金管理団体草志会」を告訴したが、2012年10月5日付で不起訴処分となった

※この「拉致関係者・政権交代をめざす市民の会への献金」の解説は、「菅直人」の解説の一部です。
「拉致関係者・政権交代をめざす市民の会への献金」を含む「菅直人」の記事については、「菅直人」の概要を参照ください。

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