拍と間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:58 UTC 版)
『海へ』では「鱈岬」のいくつかの部分を除いて拍子記号が書かれておらず、小節線についてもフレーズの区切りや終止線以外には引かれていない。ただし、合奏を伴う『海へII』には無拍子の箇所(Senza misura)と拍子が明示された箇所が使い分けられており、拍子が示された箇所には小節線が引かれている。 フレーズや曲の終わりでは「だんだん音がなくなる」という意味の「dying away」という指示が使われている。また、曲の「間」や楽器の入るタイミングを拍数ではなく具体的な秒数で指定している箇所がある。 なお、『海へII』では、先に編曲された「夜」のみ、拍子がある部分の小節線が実線ではなく点線になっており、また、「dying away」の指示が「smorz」に置き換わっている。
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