『海へ』とは? わかりやすく解説

『海へ(I)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:58 UTC 版)

海へ (武満徹)」の記事における「『海へ(I)』」の解説

「夜」の初演後に「白鯨」と「岬」が加えられて全3曲となった海へ(I)』は、1981年5月31日東京開催され第9回Music Today 今日音楽最終日プログラム水の風景」において、小泉浩のアルトフルート佐藤紀雄のギターにより初演された。この日のプログラム水の風景」は武満因んで書いた作品特集したもので、『』、『ブライス』、『ウェイヴス(波)』、『海へ(I)』、『ウォーターウェイズ(水路)』が演奏されこのうち』と『海へ(I)』の2曲が初演であった音楽学者柿沼敏江は『音楽芸術1981年7月誌上で以下のように作品評している。 《海へ》は、三つ部分から構成されているが、いずれもギター分散和音フルートの穏やかで甘美なメロディによっている。調的なものが、よりいっそう大胆にとり入れられており、ロマンチックな内省的作品仕上がっていた。 なお、初演者の小泉佐藤は『海へ(I)』の作曲にあたって楽器奏法について武満助言与えており、楽譜にはこのことに対す武満謝辞書かれている

※この「『海へ(I)』」の解説は、「海へ (武満徹)」の解説の一部です。
「『海へ(I)』」を含む「海へ (武満徹)」の記事については、「海へ (武満徹)」の概要を参照ください。

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