戦術データリンクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 戦術データリンクの意味・解説 

せんじゅつ‐データリンク【戦術データリンク】

読み方:せんじゅつでーたりんく

軍隊作戦行動支援する無線データ通信システム総称敵味方位置確認識別や、交戦状況・敵目標物の状態・装備など情報交換を行うもの。対妨害性秘匿性高めるため、暗号化されたデジタル通信主流となっている。ふつう各国軍が独自のプロトコル採用するが、同盟国間で情報共有が行われる場合もある。TDLtactical data link)。


戦術データ・リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 03:22 UTC 版)

戦術データ・リンク(せんじゅつデータ・リンク、: Tactical Digital Information Link, TADIL)は、軍隊の作戦行動に用いられる情報を伝達、配信及び共有するためのデータ通信システムの総称である。


  1. ^ 一般的な概念で言えば、携帯電話で通話しているときに音声だけでなく映像(テレビ電話)やGPSによる位置情報を同時に送信できることに似ている。
  2. ^ Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. ISBN 9781557502629. https://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC 
  3. ^ Richard S. Deakin 『Battlespace Technologies: Network-Enabled Information Dominance (Artech House Intelligence and Information Operations)』Artech House、2010年、403頁。ISBN 978-1596933378 


「戦術データ・リンク」の続きの解説一覧

戦術データ・リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:16 UTC 版)

E-2 (航空機)」の記事における「戦術データ・リンク」の解説

当時空母航空団においては水上艦および航空機との要撃管制2-wayデータ・リンクとしてリンク 4運用されており、本機においても、作戦機対す要撃管制用として運用されている。また、これに加えて本機リンク 11にも対応しており、NTDS対応の水上艦艇との間で共通戦術状況図を生成することができる。これによって本機は、搭載するレーダーのほか、艦隊の各艦が搭載する対空レーダー情報利用して要撃管制行えようになったまた、E-2C グループ2では、統合戦術情報伝達システムJTIDSクラス2H搭載して新し標準規格であるリンク 16対応した。さらにホークアイ2000ではより緊密な情報連携可能にする共同交戦能力CEC)に対応、E-2DではNIFC-CA対応するとともにリンク 16端末MIDS-JTRS更新する予定である。 コンソールグループ0) コンソールホークアイ2000

※この「戦術データ・リンク」の解説は、「E-2 (航空機)」の解説の一部です。
「戦術データ・リンク」を含む「E-2 (航空機)」の記事については、「E-2 (航空機)」の概要を参照ください。


戦術データ・リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 08:45 UTC 版)

イギリス軍のC4Iシステム」の記事における「戦術データ・リンク」の解説

1960年代後半より、リンク 10標準的なデータ・リンクとして運用されてきたが、現在、リンク 16によって段階的に更新されつつある。

※この「戦術データ・リンク」の解説は、「イギリス軍のC4Iシステム」の解説の一部です。
「戦術データ・リンク」を含む「イギリス軍のC4Iシステム」の記事については、「イギリス軍のC4Iシステム」の概要を参照ください。


戦術データ・リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 07:20 UTC 版)

海軍戦術情報システム」の記事における「戦術データ・リンク」の解説

NTDSは、各艦の戦術情報処理装置を戦術データ・リンクによって連接し、コンピュータネットワーク構築して目標情報共有することも重視されていた。 戦術データ・リンクの規格としては、標準的使用する双方向リンク(A-Link; 後のリンク 11)、NTDS搭載艦データ送信するリンク(B-Link; 後のリンク 14)、近距離使用する高速リンク(C-Link; 後のリンク 12)、そして艦上戦闘機管制用リンク(後のリンク 4)が盛り込まれていた。ただしこの時期戦術核兵器使用備えて艦隊分散配備されるようになっており、C-Linkを使う状況は稀であると考えられたため、これは装備化されなかった。 その後NTDSモデル5では、リンク 16運用対応した

※この「戦術データ・リンク」の解説は、「海軍戦術情報システム」の解説の一部です。
「戦術データ・リンク」を含む「海軍戦術情報システム」の記事については、「海軍戦術情報システム」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「戦術データリンク」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戦術データリンク」の関連用語

戦術データリンクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戦術データリンクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの戦術データ・リンク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのE-2 (航空機) (改訂履歴)、イギリス軍のC4Iシステム (改訂履歴)、海軍戦術情報システム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS