感染が確認されなかった船舶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 21:05 UTC 版)
「クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「感染が確認されなかった船舶」の解説
シーボーン・オベーション 2月7日よりタイ中部のレムチャバン港で停泊中。運航会社は米国のシーボーンクルーズライン。 スーパースター・アクエリアス 2月8日より台湾の基隆港に停泊した。発熱の人や中国渡航歴のある人への検疫を終えた後、同日の夜に中国国籍の乗員らを除く乗客全員を下船させた。 コスタ・ベネチア 1月27日より船内に乗客がおらず、2月9日-10日は長崎港に停泊し、12日より鹿児島港に停泊中。乗務員約1200人は全員検疫を済ませており、異常がない。 ぱしふぃっくびいなす 当初、台湾に入港予定だったが、台湾当局が全てのクルーズ船の寄港を禁止したため、2月13日に長崎港に入港した。厚生労働省福岡検疫所によると、感染が疑われる乗客乗員はおらず、乗客らは下船し、長崎市内を観光した。同船は14日午後に長崎を離れ、神戸港と横浜港に向かう予定である。運航会社は日本クルーズ客船。 コスタ・セレーナ 2月初頭には韓国付近の東シナ海上で巡航していた。この船は1月25日に中国・天津港に入港したことがあり、計3706人の乗船客のうち、インフルエンザのような症状が出た17人と湖北省在住者146人に対する検疫が行われた。この163人の陰性反応が確認された後、全ての乗客は下船した。 アイダ・オーラ 3月3日、船内で2人のドイツ人乗船客は感染者と接触したことがあると分かったため、ノルウェーのハウゲスンで検疫を実施。検査の結果、2人は陰性である。 コスタ・スメラルダ 1月20日、約6000人の乗客を載せた当該船舶に54歳の女性は発熱があったため、イタリアのチヴィタヴェッキアで検疫を実施。翌日、この女性とその夫の検査結果が陰性であったため、全員は下船。 サン・プリンセス 14日以内にタイに停泊したことがあるため、マダガスカル・南アフリカ・モーリシャス当局によって寄港拒否されたが、3月1日にようやくレユニオンに停泊できた。プリンセス・クルーズ社は船内に感染者がいないと発表したが、乗客たちは下船した際に地元住民に石やペットボトルを投げられ、激しい抵抗にあった。 コスタ・フォーチュナ イタリア人約60人を乗せたこの船舶は2月末にシンガポールを出発し、サムイ島、レムチャバン、シアヌークビルに停泊した後、3月3日に再びシンガポールに戻り、5日にランカウイ島に着いたが、次の寄港予定地であるプーケット島とペナン島に寄港拒否されたので、3月10日現在はシンガポールを目指して回航中。 コーラル・プリンセス 南米を周遊中、ブラジル・リオデジャネイロへの寄港を拒否されたため、4月5日に米国フロリダ州フォートローダーデールを目指し回航中。
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