情報格差の各側面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 23:11 UTC 版)
情報手段の格差コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアを(通信販売以外の手段で)容易に入手できるかどうか。経済、流通などの側面(地方で小売店がどこまで充実しているか)。 コンピュータやそのネットワーク(インターネット)を、人が容易に利用し、使いこなすことができるかどうか。また希望者が家族などに頼らず、自ら技術・知識を身につけることができるか。人的側面、情報リテラシーなど。 企業や政府による個人情報の収集やトラッキングによって起こるプライバシー上の問題によって、大勢が利用しているソフトウェアやサービスを利用できなくなることによる格差や、自由ソフトウェアでないソフトウェアを倫理的問題で利用できないユーザーとそうでないユーザー間の情報収集能力の違いによって起こる格差。 通信手段の格差インターネットや携帯電話、無線LANなどの移動体通信を始めとする情報ネットワークを、容易に利用できるかどうか。接続費用の経済面、サービスエリア、速度など。 転勤その他の不本意な理由で町・村・離島(田舎)へ引っ越すことになった場合、そこでブロードバンドインターネット接続(FTTHや最新の移動通信システム)が利用できるかどうか。 情報資源の格差放送格差地上波、衛星波などによる放送サービスを容易に受けることができるかどうか。 地上波民放のチャンネル数。 マスメディアの格差民間で作る新聞・書籍・雑誌、レコード・コンパクトディスク、映画(映画館)などを、容易に入手・利用できるかどうか(地方における発売日の遅延に対する影響など)。また、図書館の規模やアクセスなどといった利用容易性。 遠隔医療 オンライン診療(医療格差のこと)
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