怪物について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 10:21 UTC 版)
人間の脳に入り込んで、人間の思考をまとうことで形を得る存在、らしい。唸りの音を立てて出現する。ヘンリーは青白い腕のような姿を見た。逃げるフランクは「蝙蝠」と言い張って恐怖を逸らそうとしたが、ハワードは知性ゆえに否定しかけたために悪化しかける事態になった。 ハワードの部屋に現れたときには、床から天井まで届くほどに巨大となっていた。よだれのように、粘液状の光線を悪臭と共にしたたらせる。光は触手でもあり、ハワードの脳を吸い取り殺した。 異次元から忍び寄る穢らわしい不浄な魔物という、ハワードの恐怖小説の理念を体現したかのような存在であった。古代からの脅威であり、聖なる十字の印によって撃退される。
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怪物について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:08 UTC 版)
蟇の神殿で崇拝された怪物については、作中では名前は設定されていないものの、後にロバート・M・プライスが、本作を含むハワードの作品群(他に黒の碑、バル=サゴスの神々など)に登場する怪物は、全てゴル=ゴロスであり、つながりがあったと説明している。その一方で、プライスはヒキガエル(蟇)に似ていることでツァトゥグァの化身とする説を否定している。 クトゥルフ神話TRPGにおいて、本作の怪物が「ツァトゥグァの末裔(Scions of Tsathoggua)」と名付けられ、『黒の碑』の怪物はゴル=ゴロスとされている。しかしツァトゥグァの末裔の解説ではゴル=ゴロスとの関係が示唆され、またゴル=ゴロスの信仰地の一つがユカタン半島とされるなど、両者の混同もある。作中でも古代文字を介して、『黒の碑』と本作は関係性がほのめかされている。
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怪物について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 11:51 UTC 版)
黒の碑の地で崇拝された、ヒキガエルに形容される怪物については、作中では名前は設定されていない。 だが後に、ロバート・M・プライスが、ハワードの複数作品(黒の碑、屋根の上に、バル=サゴスの神々など)に登場する怪物は、全てゴル=ゴロスであり、作品群が連作であったと解釈した。ヒキガエルに似ていることでツァトゥグァの化身とする説については、プライスが否定している。 クトゥルフ神話TRPGにおいて、本作の怪物はゴル=ゴロスとされ、『屋根の上に』の怪物は「ツァトゥグァの末裔(Scions of Tsathoggua)」と名付けられている。しかしツァトゥグァの末裔の解説ではゴル=ゴロスとの関係が示唆され、またゴル=ゴロスの信仰地の一つがユカタン半島とされるなど、両者の混同もある。作中でも古代文字を介して、『屋根の上に』と本作は関係性がほのめかされている。
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