怪物の父
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:52 UTC 版)
テューポーンは不死の怪女エキドナを妻とし、数多くの怪物の父親になった。ヘーシオドスの『神統記』によればテューポーンの子供はオルトロス、ケルベロス、ヒュドラー、キマイラだが、のちに多くの怪物がテューポーンとエキドナの子供とされた。アポロドーロスではネメアーの獅子、不死の百頭竜(ラードーン)、プロメーテウスの肝臓を喰らう不死のワシ、スピンクス、パイア、ヒュギーヌスにおいてはさらにゴルゴーンや金羊毛の守護竜、スキュラをもテューポーンの子供に加えている。テューポーンはまた、多くの荒々しい風を生んだともいわれる。
※この「怪物の父」の解説は、「テューポーン」の解説の一部です。
「怪物の父」を含む「テューポーン」の記事については、「テューポーン」の概要を参照ください。
- 怪物の父のページへのリンク