快楽亭ブラック関係
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「美味しんぼの登場人物」の記事における「快楽亭ブラック関係」の解説
快楽亭ブラック 声 - 青野武 落語家であり料理研究家のアメリカ人。初登場7巻「大豆とにがり」。本名はヘンリー・ジェームス・ブラック。 アメリカ・ロサンゼルスから豆腐料理の研究のため来日。ある豆腐料理屋の豆腐の件で山岡たちと落語家の快楽亭八笑に知り合う。その八笑に落語家として弟子入りし、その後真打ちとなる。漫才コンビ「テルコ・テルエ」のテルエと結婚し一子すず子をもうける。周囲や妻からは姓である「ブラックさん」と呼ばれており、両親と舅であるテルエの父親からはファーストネームの「ヘンリー」で呼ばれている。 一人称は拙(せつ)。料理の腕は一流。国際目玉焼き会議(IFEC)の会員。料理研究家としての著書「THE BOOK OF TOFU」の名義は「STAN BLACK」となっており、初登場時には一度だけ「スタン・ブラック」とペンネームを名乗ったことがある。趣味は囲碁で全米囲碁選手権3位の実績をもつが、その囲碁が原因となり一時落語を辞めさせられそうになったことがある(68巻「噺家の心意気」)。 テルエ 声 - 高山みなみ 快楽亭ブラックの妻。初登場12巻「豆腐の花」。旧姓「夢見」。 「テルコ・テルエ」として活躍している漫才師で、コンビを組むテルコとは「姉さん」「テルエ」と呼び合うくらい強い絆で結ばれている(アニメ版では姉妹の設定だった)。さえずりタマコ・タマヨ師匠の弟子でもある。辰巳芸者の血を引く江戸っ子であり、気が強い。朝は味噌汁しか飲まないと拘って憚らず、過労で倒れた際にはブラックが用意した味噌汁以外の汁物を素気無く拒絶するなど、傍若無人な態度が目立った。中松警部・水森歌子、大石警部・加野みさ子らと合同で披露宴を挙げ、その後娘のすず子を出産する。2人目を妊娠しているとの記述があったが、その後の経過はまだ描かれていない。 テルコ 声 - 吉田理保子 テルエの相方の漫才師。初登場12巻「豆腐の花」。旧姓「浜谷」。 「テルコ・テルエ」のテルコとして芸能活動を行っている。さえずりタマコ・タマヨ師匠の弟子。大原家のおせち騒動で、板前の中本恒一と知り合い意気投合、交際を始める。その後子供ができたのを機に結婚した(85巻「意地悪比べっこ料理」)。父の浜谷義三は政務大臣の後援会会長だった。 中本 恒一 テルコの夫。初登場62巻「縁起のいい鍋」。「大咲」の板前。 大原家のおせち料理を担当していた時に起こったおせち騒動で、短時間のうちに代わりのおせち料理や料理人を集めた。その騒動が縁でテルコと知り合い意気投合、交際を始める。その後子供ができたのを機に結婚。また、中松・大石・ブラックの合同結婚披露宴の料理を担当した。両親は借金の取り立てから逃れるため離婚していたが、山岡たちの努力によりまた一緒に暮らすようになった。
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