心身開発(旧名・制定補助運動)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/18 22:01 UTC 版)
「新体道」の記事における「心身開発(旧名・制定補助運動)」の解説
稽古体系にはどうしても入れることができないが、体作りのために重要な運動。体を開き遠くを指し示すことによって、意識を開き拡張し激しく動いても静かな瞑想状態に移行しエゴ、自我、力みといったものを捨て去るために行う。主観的にはもう疲れているはずなのに意識が急激に広がった瞬間に急に動けるようになるといった感覚が得られ、ランナーズハイをもっと強烈にしたような感覚に襲われる場合もある。しかし体験する感覚は個人によって大きく異なり、幻覚、幻聴など多種多様である。新体道の稽古は自然な状態を目指すためにこの運動を行い、ある程度自然になってから、他の稽古法により研究を深めていくという稽古の組み立てで団体稽古をすることが多い。 開脚前進大 剣・棒付き・棒二本 斜め上方に視線を向けながら膝を左右にできる限り開き摺り足で腰から出るようにし前進する。得物を持つ時は証光 跳びのように膝から下の筋肉で跳ぶのではなく、体全体で遠くに跳ぶことが肝要。 開脚前進小 大の状態から腰を落とす。ステップ8則への基礎。 新体道ジャンプ・連続反り飛び しゃがんだ状態から前を見て、体全部を開きつづけるようにして飛ぶ。 うさぎ跳びだと膝をすぐいためるが、足腰を鍛えるいい方法なのでこの方法に改良した。 瞑想ジャンプ 組み手 投げ しゃがんだ状態で全身でボールのように飛ぶ。一瞬で深い瞑想状態に導く。 新体道では自分に酔っ払って瞑想することを禁じている。 瞑想の中で陽澄明朗を目指すために体を使って酔っ払うことを防ぎながら瞑想する。 両足双蹴り前・横・補助つき 両足で前を蹴ったり横を同時に蹴り上げたりする。滞空時間をのばした感覚を味わうため、補助者に支えてもらう。 開放体正座 足の間をできる限り開いて座る
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