徳川家達 とくがわ いえさと
東京生まれ、御三卿の一つである田安徳川家の慶頼の三男、幼名は亀之助。明治元年(1868)徳川宗家を相続。名を家達に改め、駿河国府中七十万石に封ぜられた。明治2年(1869)の版籍奉還により静岡藩知事となったが、廃藩置県により免ぜられる。10年(1877)から15年(1882)にかけて英国留学。17年(1884)公爵。23年(1890)帝国議会開設とともに貴族院議員となり、36年(1903)から昭和8年(1933)まで貴族院議長をつとめる。大正3年(1914)山本権兵衛内閣辞職の際に組閣の内命があったが辞した。大正10年(1921)~11年(1922)開催のワシントン会議全権委員の一人。済世会会長、日本赤十字社社長等を務めた。
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