庵屋台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 15:19 UTC 版)
6台の庵屋台はいずれも2層構造で高さ約3〜3.5m、長さ約3m(長柄間約4.71m)、幅約1.8〜1.9m、重さ約300kg、上層には京都の茶屋や江戸の料亭、貴族の別邸など模した、外観、内部とも精巧な家屋の模型が乗せられている。下層の回りは水引き幕で囲い下層上部には木彫刻や欄間彫刻が施され、若連中が庵屋台の中に入り移動しながら曳山囃子を所望所では庵唄を披露する。なお下層の4本の足には車輪が付けられているが床はないので、中に入る若連中は庵屋台の移動に合わせて歩きながら演奏する。車輪が付けられる以前は前後4人ずつで担いで移動していた。
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庵屋台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 08:38 UTC 版)
現在3台出る庵屋台は創建時には5台あり、1862年(文久2年)に同時に造られたもので、創建当時は鳥居組、神楽組、御幣組、錨組、剣組と呼ばれていた。現在は西町、本町、東町、味噌屋町、五宝町が保有しているが、祭礼に出ているのは西町、本町、東町の3町である。 庵屋台はいずれも2層構造で、上層には外観、内部とも精巧な家屋の模型が乗せられている。下層の回りは格子や水引き幕で囲い下層上部には木彫刻や欄間彫刻が施され、囃し方が庵屋台の下層内に入り移動しながら庵唄を披露しながら町中を回る。なお下層の4本の足には車輪が付けられているが床はないので、中に入る囃子方は庵屋台の移動に合わせて歩きながら演奏する。車輪が付けられる以前は担いで移動していた。 西町上層は2棟の数寄屋造りの家屋 下層は格子に水引幕 本町白木の庵屋台である 下層は格子 東町下層は水引幕 2015年(平成27年)4月には、南砺市の各祭礼で屋台(庵屋台)を持ち、屋台唄(庵唄)を継承している4団体が集まり、地方、謡い手の技術向上・育成、継承保存を目的に、「南砺市庵唄伝承保存活動協議会」を立ち上げた。また南砺市も支援のため補助金を交付する。 所属する祭礼団体 : 宇佐八幡宮春季祭礼(福光)、よいやさ祭り(井波)、城端神明宮春季祭礼〔城端曳山祭〕(城端)、福野神明社春季祭礼本祭〔福野夜高祭〕(福野)
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